公式小説『ARMORED CORE FORT TOWER SONG』並びに公式漫画『ARMORED CORE TOWER CITY BLADE』に登場する装置。
テキスタン連邦共和国のパスカにある、タワーと呼ばれる施設から得られたデータを元に開発されたもので、極めて高性能の量子プロセッサにより、敵機の動作を極めて高いレベルで予測する能力を持つ。
実質的にパイロットは、この予測結果に基いて機体の側が提案する『戦術的に最も高い効果を挙げられる行動』に対して是非の判断を下すのみとなる。
その意味では、タワーそのものの機能をACに搭載可能にしたものと言ってもいい。
ただし、この装置を使用する場合、機体の冷却性能の関係上カイルスフィールドを冷却用に展開しなければならず、ナノマシンの消耗が激しくなるという欠点がある。
FTSにおいてはミナーヴァT3及び同完成型に搭載されている。
ただし、前者は作中では機体自体が稼働していない。また、後者も超演算プロセッサを使用する前にフリッカーシステムの冷却と防壁のためにナノマシンを使い切ったため、使用していない(なお、その後にタワーとのデータリンクが復旧したため、スタンドアローンで起動する必要性も無くなった)。
TCBではアテナOの頭部に内蔵されているが、この機体には冷却用のカイルスフィールドディスチャージャーが装備されていない。
このため、同パーツをエクステンションに装着するアレスOの周囲に機体を置くことでこれに対処した。