「不規則な」、「変則的な」の意味を持つ英語。irregular.~
本シリーズでは「例外」もしくは「異常な」という意味が与えられている(本来の「例外」、「異常な」を意味する英単語は“exceptional”である)。
本シリーズでは「例外」もしくは「異常な」という意味が与えられている(本来の「例外」、「異常」を意味する英単語は“exception”である)。

管理機構も企業も争いはしていながらも、今日まで培ってきたものを壊さないように努めてきたが、その能力の高さゆえに勢力バランスや社会システムをも著しく変貌させてしまった存在。 ~
当然排除の対象となるのだが、その時既に彼を止められるものは存在しない。 ~
企業や武装勢力はAC乗りを介して果て無き戦争を続けているが、その勢力は一定の均衡を保っており、また社会経済を崩壊させないという暗黙の了解もある。~
しかし「イレギュラー」はその能力の高さと何者にも縛られない行動力をもって物理的・政治的に困難な作戦を成功に導き、制限なく活躍して争いを激化させ、結果的に既存の社会秩序を破壊してしまう。~
当然体制側による排除の対象となるのだが、作中において力で彼を止められるものは存在しない。~
[[レイヴン]]以外にも急成長を遂げた企業がこれに該当した例もあり([[プログテック]]を参照のこと)、“管理者の計画上、不都合な存在”を総称して「イレギュラー要素」と表現される。~
なお、[[認定レイヴン]]の中で唯一この称号を持つ人物がいた(現在は引退している)。
リアルにおいては[[認定レイヴン]]の中に、大会を成立させない強さを持つとされフロム直々にこの称号を賜った人物がいる(事実上の「殿堂入り」)

イレギュラー認定されるのはナンバリングタイトル作品の主人公であることが多く、続編に当たる作品の主人公がイレギュラーとなることは希である。(下表参照)~
また、[[Nシリーズ]]作品の主人公では、[[LR]]の主人公がこれに相当する[[ドミナント]]認定を受けている。~
[[4シリーズ]]の主人公達も、歴代イレギュラーに勝るとも劣らない活躍をしているが、「[[伝説>アナトリアの傭兵]]」とか「[[獣>人類種の天敵]]」とか呼ばれる(共に[[オッツダルヴァ]]発言)ものの、イレギュラー認定には至っていない。
ナンバリングタイトル作品の[[主人公]]は全員がイレギュラー認定を受けている。(下表参照)~
これは「戦乱の世で傭兵になった主人公が無自覚/非自発的に世界のバランスを破壊し、影の支配者と対立する」という共通するストーリラインによるものと思われる(Nシリーズに管理者ポジは存在しない)~

4シリーズではこれとは別に、[[企業連合体>パックス]]に所属していない・[[管理機構>カラード]]に登録されていない等、“正式でない[[ネクスト]]”として[[イレギュラーネクスト]]という用語が登場する。
[[Nシリーズ]]作品の主人公では、[[LR]]の主人公がこれに相当する[[ドミナント]]認定を受けている。~
「イレギュラー」はあくまで体制側から見たあり方の定義であり、初めて「イレギュラーな能力とは何か」が定義された。~

[[4シリーズ]]の主人公達は、歴代イレギュラーに勝るとも劣らない活躍を見せ、「[[伝説>アナトリアの傭兵]]」とか「[[獣>人類種の天敵]]」(共に[[オッツダルヴァ]]発言)と形容される。~
ただこれは[[当人の>リンクス戦争]][[実績>クレイドル]]に対する主観的な評価であるため、「驚異的な能力による体制への脅威」とはずれがある。~
また、[[企業連合体>パックス]]に所属していない・[[管理機構>カラード]]に登録されていない等、“正式でない[[ネクスト]]”として[[イレギュラーネクスト]]という用語が登場する。~

[[Vシリーズ]]ではVにて言葉こそ使われなかったが「イレギュラー認定」的な場面があり、黒幕は「闘いの中にある人間の可能性」として主人公を特別視し、「例外」と定義するようになった。~
VDにおいてはそのような存在を形容する言葉“[[黒い鳥]](英:Dark Raven)”が登場し、その存在を巡る争いがストーリーの主軸となる。~
2作の、数百年の間に主人公達以外にも「例外」が何度か現れていたこと、VD現在でも多くの「例外」候補が存在することが作中にて語られている。~
また、ACVD LINKや資料集で閲覧できた裏設定でも多くの内容が語られており、最も「イレギュラー」存在に焦点が当てられた作品となっている。~


*イレギュラー認定されたもの一覧 [#n1f065e0]
**[[PSACシリーズ]] [#mfac919c]
-[[初代>アーマード・コア]]主人公([[リャノン・シードル]])
--理由:二大企業の一角を壊滅させ、社会のバランスを狂わせた為、[[ボス・サヴェージ]]より認定。
-プログテック社
--理由:二大企業の一角を壊滅させ、社会のバランスを狂わせた為、[[ボス・サヴェージ]]より[[認定>わからんのか?イレギュラーなんだよ やりすぎたんだ お前はな!]]。
-[[プログテック社>プログテック]]
--理由:二大企業体制を揺るがしかねない程の急成長を見せた為、[[レイヴンズネスト]]より認定。
-[[MoA>アーマード・コア マスターオブアリーナ]]主人公([[フリッツ・バーン]])
--理由:イレギュラー要素であるプログテック社の排除を妨害し、彼自身も[[ナインボール]]をも撃退する力を身に付けた為、レイヴンズネストより認定。
-とある認定レイヴン(再現機がMoA[[チャンピオンアリーナ]]に収録)
--理由:公式大会で無類の強さを見せた為、誰からともなく認定。
--理由:イレギュラー要素であるプログテック社の排除を妨害し、彼自身も[[ナインボール]]をも撃退する力を身に付けた為、[[ハスラー・ワン]]より[[認定>力を持ちすぎるものは、全てを壊す。お前もその一人だ]]。
-[[認定レイヴン]] YOU(再現機がMoA[[チャンピオンアリーナ]]に収録)
--理由:当初ろくに成功しないと考えられていたブレード攻撃、特に[[メテオ]]斬りによって、公式大会においてフロムの想定するバランスを遥かに超えた戦績を残したことで、公式からの「次の大会には出場しないで欲しい」との要請と共に認定
**[[2シリーズ]] [#xb78c945]
-[[AC2>アーマード・コア2]]主人公
--理由:[[レオス・クライン]]の[[野望>レオス・クラインの反乱]]を阻もうとした為、彼から認定。ほとんど私怨である。
--理由:[[レオス・クライン]]の[[野望>レオス・クラインの反乱]]を阻もうとした為、彼から[[認定>消えろ、イレギュラー!]]。
ただし、前々から主人公の能力を危険視してはいたとはいえ、火星の秩序を崩壊させたのは彼自身である。
**[[3シリーズ]] [#yf3f4589]
-[[AC3>アーマード・コア3]]主人公
--理由:[[管理者]]を破壊しようとした為、[[ファンファーレ]]及び[[リップハンター]]より認定。
--理由:[[管理者]]を破壊しようとした為、[[ファンファーレ]]及び[[リップハンター]]より[[W>イレギュラー要素は抹消する、ミラージュはそう判断した]][[認定>消えなさい!イレギュラー!!]]。

**[[ACfA]] [#e1a0c389]
-番外編・[[ジュリアス・エメリー]]
--重要施設[[アルテリア]]を20秒足らずで制圧し、迎撃する[[ジェラルド>ジェラルド・ジェンドリン]]から「イレギュラー」と呼称された。これは作中における“イレギュラーネクスト”を略したものと考えられ、従来の定義とは異なる。

**[[Vシリーズ]] [#ae90743f]
-[[ACV>アーマード・コアV]]主人公
--理由:[[ハングドマン>主任]]や[[L.L.L]]、果てには[[EXUSIA]]を撃破するなど、並の[[傭兵>ミグラント]]ではありえない戦果を上げた為、[[キャロル・ドーリー]]より認定。
--理由:[[ハングドマン>主任]]や[[L.L.L]]、果てには[[EXUSIA]]を撃破するなど、並の[[傭兵>ミグラント]]ではありえない戦果を上げた為、[[キャロル・ドーリー]]より[[認定>もしも貴方のような、「例外」が存在するというのなら]]。
-[[ACVD>アーマード・コア ヴァーディクトデイ(Armored Core)]]主人公
--理由:幾多の戦場を生き抜いて[[死神部隊]]を撃破した上、[[遙かに格上の機体>ネクスト]]であるはずの[[N-WGIX/v>N-WGIX/v(Armored Core)]]を撃破したため、[[財団]]より[[認定>だがもし、君が例外だというのなら]]。

**[[AC6]] [#r34875aa]
-[[C4-621]]
--「[[賽は投げられた]]」ルートにおいて、[[コーラルリリース]]の計画最終段階にて[[オールマインド]]とオールマインドに取り込まれた[[G5イグアス]]が、抵抗を続ける621に対して。
-[[G5イグアス]]
--同じく「[[賽は投げられた]]」ルートの最終決戦にて、あくまで621との一騎打ちを望む彼がオールマインドの制御を振り切ってしまい、オールマインドが彼を「取り込むべきではなかったイレギュラー」と怯えるように称した。


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