もしかして:変態企業

AC3から登場する第3企業。KISARAGI.
フレームパーツは少ないが、内装パーツや特殊なパーツを多数開発し、射突型ブレード実盾に左手用投擲銃など新カテゴリーの開拓を担っている。
技術力を売りにしている点ではプログテックバレーナの系譜に属する企業とも言えるが、イロモノパーツの開発が好きな企業とも言える。

そして毎回、生体兵器に関わってはレイヴンに駆除依頼してくる素敵な企業。

なお、ACVDLC第2弾のチームエンブレムセット4で新旧両方のエンブレムが入手可能。

AC3

管理者に対しては現実的なスタンスを取りつつ自社勢力の拡大に注力し、ミラージュの信用を失墜させる為に主人公を雇ってナイアーブリッジに爆弾を仕掛けさせるだけでなく追加報酬を出すことにより一般市民の乗るモノレールも破壊させていた腹黒企業である。
反面三大企業の中では最も勢力が脆弱であるため、他の企業に対してキサラギ自らが直接的な武力行使に出る事はほとんどない、そのため陰謀や破壊工作で他企業の勢力を削ごうとしている。
反管理者組織であるユニオンを支援したことによりクレスト・インダストリアルに襲撃された上に実働部隊からの攻撃にも遭い戦力の多くを失う。
この際にユニオン・キサラギの代表者が行方不明とのメールが来るため、キサラギの代表がこの時に死亡した可能性がある(事実、これ以降はキサラギからの依頼が途絶える)。
その後、キサラギ残党がグラン採掘所に再集結し、体制の立て直しを図ったが、クレストの依頼を受けたレイブンの攻撃を受けて、壊滅した。
その後は管理者の実働部隊の暴走、ミラージュとクレストの小競り合いで大混乱に陥ったレイヤードでキサラギの残党は活動を続けており、ユニオンと共にクレスト社の掃討部隊と戦闘を続けている。
なお、生体兵器に関してはミッション“下水溝調査”において水位の異常上昇を引き起こしたB988a M-typeとB988a C-typeの駆除を依頼してくる。意外にもこの時代は正体不明の生物兵器に悩まされる側であった。

この時代の依頼文音声は中田譲治氏が担当。

AC3SL

ミラージュの手を借りることにより何事もなかったかのように復活。しかし、組織の弱体化はかなり深刻であり、「作戦の1つの失敗が組織の進退に大きく影響する」とのキサラギ代表のメールも、現在のキサラギの窮状が表れている。
事実この時のキサラギは地上開発に出遅れており、ミラージュとクレストがキサラギの追い落としを掛けているため、限られた環境化で勢力を維持しつつサイレントライン絡みで多数の被害を受けている二大企業の隙を突こうとしているなど、かなり消極的な戦略を行っている。
特にクレスト・インダストリアルからは一セクションを管理する力すらないと吐き捨てられ、併合要求が出されている程までに侮られている。キサラギ側が突っぱねると激しい妨害工作を受けているが、こちらはプレイヤーの協力もあり危機を脱する。
また、ミラージュの関係は前作よりはある程度改善されていたようであり、自社の地下工場でミラージュの無人AC及び無人MTの生産という下請け業務を行っている。
ただし、周囲に自社の管理セクションが多いとの理由でミラージュのセクションを強奪しているため、信頼関係を築くには至っていない。
そのため、サイレントラインを巡るミラージュとクレストの攻防を余所に、組織の立て直しを急務としている。
趣味となる生体兵器開発に乗り出し、ウィリアス植物研究所B1037f M-typeB1037f C-typeを産み出して案の定、暴走されてしまっている。

この時代の依頼文音声は津久井教生氏が担当。

ACNX

Nシリーズの時代には上層部が信仰心に目覚めたのか、全てのAC用パーツ及び兵器の型番が仏教用語で統一されており、それはそれは有り難いお名前を頂戴している。
キサラギとしては念願であっただろう、ACのフレーム開発に成功しており、自社戦力として“RUSYANA”を生産・配備した。本機のコアパーツ“ RAKAN”はプレイヤーも使用が可能。
この時も性懲りもなく生体兵器の開発を行っており、後にAC界のマスコットとなるAMIDAを産み出している。

ナービス紛争では当初はナービス社と提携していたが、植物プラント研究に関してミラージュが査察を予告すると、研究の一時凍結を主張するキサラギとそのまま続けようとするナービスで意見が対立。
キサラギはレイヴンを使って植物プラントを燃焼させたため、関係は一気に断絶(プレイヤーが関わらなくともキサラギは一方的にナービスを見捨てる発表を行う)。

ナービスを除いた三大企業では最も旧世代の研究が進んでおり、キサラギの最高幹部はこの事を利用して「旧世代研究の凍結」を前提とした和平案を各企業に提案するが、低調(ミラージュとクレストは拒否、ナービスは無回答)に終わる。
キサラギ内部でも強硬派が反発し、最高幹部を拘束した上で研究していた特攻兵器を起動。制御できずに各企業に壊滅的な被害をまき散らして、ACLRへと繋がっていく。

ACFF

自社チーム“AF KISARAGI”が参戦している。
「技術のキサラギ」を自負し、PS2版では、従来シリーズの常識を覆すアセンのu-AC“KUBIRA”を駆り、しかも非常に強いため馬鹿に出来ない存在。
PSP版では、AF KISARAGIに加え下部チーム“ツイナフォーミュラチーム(TUINA)”が参戦している。

ACLR

特攻兵器襲来後は他社と合同してアライアンスを結成するが、「キサラギ派」と呼ばれる一部の変態技術者達は、かわいいAMIDAを手放すことができず、生体兵器開発が禁止されて後も隠れて飼育と開発を続けていた。

関連項目


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