ACLRの主要女性レイヴン。中量二脚ACファシネイター”を駆る。懸賞金70000c。EXアリーナ3位(43位)。
本作の中心人物の一人であり、特攻兵器の襲来後に登場した急先鋒である。
特定の勢力に加担しないレイヴンとしては最高レベルの一人として名が通っており、ニューゲーム時のオープニングではCR-MT98Gを翻弄しながら撃滅する様子を見ることができる。
また、レイヴンとしては大変珍しくパイロットスーツの本人が同映像中に登場する。(逆光のため顔はほとんど確認できない)

依頼を偏らずに受けていると、彼女との対戦依頼を数度に渡って受けることになるが、いずれも第三者に邪魔され、最終的にはインターネサイン中枢において決着をつける事となる。
最終戦ではエヴァンジェジャック・Oなどと同様に武装を変更しており、「ラストジナイーダ(ラスジナ)」と通称される。マシンガンハンドレールガン(これはいわゆる産廃だが)、パルスキャノンを乱射しながらの高速突進は強力で、プレイヤーからはトラウマの一つに挙げられることが多い。

ちなみに「ジナイーダ討伐」、「中枢突入」における彼女のセリフはフリーミッション選択時とストーリーを進めた時とで変化し、フリーミッション時はそれ以前にプレイヤーとの面識がないと思えるものになっている。

過去にジノーヴィーをレイヴンの指標として尊崇していたことがあったが、彼のクレスト社との専属契約が露見したことで想いが憎悪へと転化。このために自分なりの価値観で「レイヴンという存在」を模索するようになったことが後に発売したヴァリアブルインフィニティ「クレスト CR-C90U3 デュアルフェイス・バージョン」の解説書にて明らかにされている。「ジナイーダ」という名前にも語源には「ゼウスの末裔」との意味があり、「ジノーヴィーの後を継ぐ者」という意味が込められている。
モリ・カドルを追っているのも、偽物のエンブレムとACで虎の威を借る言動がレイヴンとして許し難かったのと、自分にとってのかつての英雄に対する複雑な胸中があったためであろう、と言及されている。

ゲーム中ではジナイーダとモリ・カドルの接触は具体的に描写されなかったため、この情報が公開される以前は様々な憶測が飛び交っていた。特に、女性の腕利きレイヴンであることや、頭部パーツなど一部機体構成の類似などからNXにて登場したアグラーヤと同一人物と見做されることが多かった。

なお、ACVDLC第2弾のエンブレムセット4エンブレムが入手可能。

余談

上記した映像中にパイロットスーツで登場した際に、胸の膨らみが小さい(ように見える)ことが「貧乳キャラ」としてプレイヤー間で大いに話題となった。「チチナイーダ(乳無い)」「マナイータ(まな板)」などの通称が次々と生まれ、ユーザー間のキャラクターイメージや二次創作などでは今なお、ジャックのゲイヴンネタ並みかそれ以上の市民権を得ている。

一方、映像中のパイロットスーツは胸の大きさや身体のラインがはっきりと分かるような薄さやフィット感には見えないとして、貧乳説を迎合しない論が一部で出ている。むしろ、そのような服装であれだけでも膨らんで見えるということは一転してかなり大きい方なのではないか?という従来のイメージに真っ向から対立する説も考えられている。
しかし、あまりにも貧乳説が定着しきっているためにユーザー間ではそもそも考察されること自体が少なく、異説としての認知度は低い。


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