ACVに登場するAC部隊。
アンジーと呼ばれる指揮官をトップに、実働戦力として13機のACを擁する。
各機体はいずれも黄道十二星座を機体名とエンブレムに掲げており、その搭乗者は単に星座に相当する月のナンバーで呼称される。
各メンバーの発言から、“何らかの勢力のプロジェクトにより、素のままの人間の姿を捨てて強さを求めた”存在である模様。

ゲーム中での発言のみではあまりにも謎が多く、フロム脳を活性化させてもその正体にまで至る考察は難しい。
『勝つために人形になった』などの発言から、過去作におけるファンタズマ計画のような、機体と搭乗者のダイレクトな直結を想像するユーザーもいる
特にアンジーに関しては、『身体も、脳髄も……つまり心も?』などの発言にあるように、他のゾディアックよりも特別な施術がなされているのかもしれない

ちなみに、黄道十二星座をモチーフにしているにも拘らず機体が13機存在するのは、へびつかい座を取り入れているからではなく、聖闘士星矢以来のお約束というべきか双子座が2機存在するため。

搭乗者/機体名

なお、NO.6、7、11はストーリーミッションにおいて条件付きで登場する隠し要素であり、オーダーミッションには登場しない。

各搭乗者・搭乗機解説

No.1/カプリコルヌス

「ヴルゥア!?」「ガ…ガァアアアアアアアッ!!」

作中では叫び声しか上げていない為、詳細は不明であり、恐らく彼もナニカサレタヨウダ。 その叫び声は何処か哀愁と激情が漂うが、はたして……?
少なくともOD64に於ける主人公に対する殲滅対象認定後に登場する為、最低限の思考能力はあるようだ。
ちなみにロザリィリーガンの因縁を勝手に終わらせた張本人。また、まともに喋れない(作中は叫び声というか鳴き声)ため、第四のンジャムジである。
ゾディアックメンバーの中で最高の体術の使い手なのかは不明。

乗機、カプリコルヌスはKE防御特化の軽量二脚型AC。
HEATパイルレーザーブレードを所持しており接近線では危険。
とっつきの一撃を山羊の角ではなく手刀と捉えれば、あるいは……

No.2/アクアリウス

CV:高橋英則?
「強敵か 久しくなかった感覚だ」

No.8と同じくゾディアックメンバーのまともな人間(他はオカマにンジャムジだからね…)。
冷静沈着で常に落ち着いているが、主人公と交戦した際、強敵は久しく無かったと述懐している等、内面的には強敵相手に戦える事を嬉しく思っている様子。
また、自分達に勝てないモノを否定する等、深い仲間意識と誇り高い一面も。
その点、同じくフラン達と接触する機会が多いNo.8とは真逆の印象を受けるものの、ミッションで協働した時には圧倒的な連携を見せ、言葉少なに意志を通じ合わせる等々、根幹の部分では互いを信頼し合ういい関係を築いている。

乗機、アクアリウスはカラサワを装備した重量逆関節AC。その特性上CE属性に対しては堅固だがTE属性に対して極めて脆弱。
彼のアセンのみ 、他のゾディアック機と違いグロー色に赤が使われている。
なお、特に凍気を纏ったりはしない。

No.3/ピスケス

要らないわよねぇ、心なんか! それで勝てるっていうんならさ!!?

やや皮肉な一面が顔を出す、女言葉と艶かしい口調で話す男性。OD81に登場。
彼曰く、No.10共々『昔からアンジーに嫌われていた』ようであり、アンジーがナニカサレル前からこの三人は何かしらの確執、もしくは浅からぬ関係があったようだ。
ただ台詞等から察するに、ゾディアックの面子は何かしらアンジーの事を大切にしていたようなので、アンジーからすれば『苦手』位の意味なのかもしれない。
彼の性格が女性っぽいのも、聖闘士星矢の影響だろうか(ただし、魚座のアフロディーテは中性的な容姿なだけで性格は普通)。
ちなみに、英語版では普通の男性である。

乗機、ピスケスはレーザーキャノンを装備した長距離戦用の四脚AC。
……とだけ書くと、実はAC軍事評論家、岡部いさく氏の愛機と極めて似たアセンブルの機体だったりする。
薔薇を使ったりはしないのであしからず。

No.4/アリエス

「お前が何を考えているか 俺にはわかるよ、アンジー」

OD79に登場。
アンジーの考えだけでなく、この先の自らの行く末を察している節もある。
同ミッションにてNo.4撃破後、No.9との戦闘となることから、アンジーが彼を捨て駒として投入したと解釈するのが自然だが、真実は不明。

乗機、アリエスは全属性バランス良く防御耐性を備えた重量2脚型。
修理機能などはもちろん無い。

No.5/タウルス

「素のままの人間ごとき、小細工など不要」

豪放な口調が特徴的な男性。

No.6/ゲミニ

「戦争だ 我らには、それが必要だ」

SM06にて、条件を満たすとクロマニョン(機体名:サイレントハウラー)の代わりに登場する。
上の台詞だけみると、『HELLSING』の少佐との相性はすこぶる良さそうに見えるが多分それは気のせいだろう。

乗機、ゲミニは他のゾディアックとは異なりアセンブルとエンブレムの異なる機体が2機存在する(アセンブルについてはいずれも重量二脚型だが、武装が異なる)。
攻略本では表と裏で区別されるが、ゲーム画面ではどちらも単に“ゲミニ”とのみ表記される。せめて双子座なんだから兄と弟で分けても良かったんじゃなかろうか。
ちなみに、SM06における出現条件も異なっており、裏の方が出現条件は厳しい。

なお、No.6の声自体は同じものだが、2機のゲミニの中の人が同一か否かは不明。
とはいえ、黄道十二宮をネタとする中で、一番分かりやすいお約束であることは間違いない。

No.7/カンケル

「クソが! 雑兵だらけか、ここは!」
一度クリアした状態のSM01で強襲勢力として交戦する可能性のあるゾディアック。

主人公を迎撃する為に現れた警備部隊ACを雑兵だらけと罵り破壊、そのまま主人公と戦う。
強襲を含めれば、時系列上初めて交戦するゾディアックでもある。 フラッシュロケットショットガンを積んだ逆関節型の突撃型、トンネル内は狭いので近寄られない様に注意。
また、各所でネタになる蟹キャラである。
ただし上記のように ナメてかかるとショットフラッシュ蹴りのコンボで死ぬため油断はできない。

No.8/レオ

CV:坂巻学
「応えてもらおう 我らは、もはや不要なのか」

No.2と同じ常識人。
指揮官のアンジーを所属していた13名の中でも特に想っていたようであり、様変わりした彼女の姿に心を痛めながらも戦い続けている。
戦闘での通信から、自分達の存在意義に疑問を持っている様子が伺えるが……?
また、 演じた坂巻学氏は「No.8を演じる上で50代をイメージしてと指示を受けた」とコメントしている(因みに氏自身は演じた時点では20代である)。実際に50代なのか、それとも老成しているという事なのか。

搭乗機、レオは月光装備の中量二脚型AC。射撃武装もショットガン、バトルライフルハンドガンと近接戦志向のアセンブルである。
ゾディアックの中では戦闘する機会が最も多いが、“一定以下のAPで撤退”というスパロボを彷彿とさせるミッションもある。
Sランク取得のためにはスパロボと同じく一撃で大ダメージを与える必要がある。しかし本作において援護攻撃などといった気の効いたシステムは存在しないため、オーバード・ウェポンはほぼ必須である。
アクアリウスと同様対TE防御に難があるため、OD83においてはパルスガンパルスマシンガン等を使用すると優位に戦闘を運びやすい。

No.9/ウィルゴ

「No.4、仕事は見届けた 後は、私が引き受けよう」

OD79にて、No.4の後詰めとして登場。
乙女座だからといってエキセントリックな言動を繰り広げたりはしないし、仏教的な要素は欠片もないのであしからず。
また、ACシリーズでは9という数字には強者のイメージが強いものだが、ことゾディアックについては“2と8とその他”という扱いである。
(そもそもORCA旅団のランク9が鎧土竜?だったりと、必ずしも昔から、“9=強者”ではない)

乗機、ウィルゴはパルスマシンガンハンドガンレーザーブレード装備の軽量二脚型AC。
腕部と脚部はカプリコルヌスと共通。

No.10/リブラ

「オレたちまで担ぎ出すなんざ、相当手詰まりだな、アンジー」

No.3共々OD81に登場。
アンジーとの間には何かしらの確執があった物と思われるが、真相は不明。

乗機、リブラはタウルスと同様にタンク型の機体だが、TE?防御特化のタウルスよりもKE?及びCEに対しては僅かに優れる。 武装はパルスキャノンHEATキャノンバトルライフルパルスマシンガンVTFミサイル
ブーストチャージと合わせて6種類の武器を駆使する……ような局面になることはまず無い。
無論、全武装をパージしてからが本番ということも無い。 機体の背面に虎のデカールが貼り付けてあるとか、そういうことも、もちろん、無い。

No.11/スコルピウス

「貴様らの争いに興味は無い」

No.12/サギッタリウス

「所属不明機を確認」

OD64にて登場。
彼の撃破が発端となり、主人公はゾディアックの標的として追われることになる。

乗機、サギッタリウスはスナイパーキャノンスナイパーライフルを装備した狙撃特化の重量逆関節型AC。
ちなみに本機は主人公と対峙した時、既にAPが20000を割り込むなど損傷した状態にあるため、何らかの別勢力との交戦がその前にあったと考えられるが詳細は不明


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