*ACFTS/TCBの施設 [#qdeac61b]
公式小説「[[ARMORED CORE FORT TOWER SONG]]」(FTS)及び公式漫画「[[ARMORED CORE TOWER CITY BLADE]]」(TCB)の舞台となる[[テキスタン連邦共和国]]の要塞都市、[[パスカ]]の中心部に置かれた施設。

外見は巨大なガラスの塔であり、外部からのノイズを遮断するために構造物の9割は水を満たしたタンクとなっている。タワーが稼働する際には高熱を発するため、これは冷却水としても機能すると思われる。~
[[大破壊]]以前の技術の集合体であり、人工衛星と単分子ワイヤーと接続されてあらゆる戦略・戦術情報をリアルタイムに収集、分析する機能を持つ。~

しかしながら、その全容はいまだ解明されていない([[シオン・ヴァール]]曰く、タワーが完全稼働すれば気象コントロールや[[カイルスフィールド]]の制御も可能となり、地上での生活がより安定したものになるという)。~
ただし、未解明の部分が多いとはいえその量子コンピュータは極めて高い性能を誇り、パスカ守備隊のデータリンクに加え、未来予測に等しい戦術指示を与えることが可能となっている。~
もっとも、パスカ守備隊はタワーによる情報支援に依存していた節がある。この機能が一時的に停止した第8次パスカ侵攻作戦の際には、市街地へのAC部隊の侵入を許している。

FTSの時点ではこの施設が大破壊以前の技術の唯一のサンプルであり(作中のシオンの台詞から)、パスカが[[フェルトリカ]]の侵攻を幾度となく受けるに至った理由の一端もここにあると思われる。

*ACVDの施設 [#k5d62111]
[[ACVD>アーマード・コア ヴァーディクトデイ]]において、世界各地に設置されている超巨大施設。~
タワー(塔)というよりは天を支える柱の様に太く、頂点の方がオブジェクトが多いバランスが心配になる形状をしている。~
世界中に点在しているが、形状は共通でありほとんど差異はない。~
内部には旧世代の技術が保管されており、これを解析した結果AC用[[武器腕]]や[[UNAC]]が生み出されている。~
その為ストーリーにおけるバックグランド自体はFTSのタワーと共通と言える。~
7つある各エリアごとにタワーがあり、これを奪取することがワールドモードにおける目的となる。~
ただし、主人公(プレイヤー)は作中、タワー内に入ることはない。恐らく極めて重要な施設故に一介の傭兵には近付くことが許されていないものと思われる。

[[シリウス・エグゼクティヴス]]・[[ヴェニデ]]・[[EGF]]の三大勢力の創設者はいずれも、タワーに触れたことで((ロザリィに関してはタワーに到達したのかは不明とされている。))意識改革を起こしており、その後の“[[倍返し>ロザリィ]]”や“[[世紀末覇者思想>ヴェニデ]]”や“[[謎の失踪>フラン]]”に繋がっている。~
[[シリウス・エグゼクティヴス]]・[[ヴェニデ]]・[[EGF]]の三大勢力の創設者はいずれも、タワーに触れたことで((ロザリィに関してはタワーに到達したのかは不明とされている。))意識改革を起こしており、その後の“[[倍返し>ロザリィ]]”や“[[世紀末覇者思想>ヴェニデ]]”や“[[開祖のお隠れ>フラン]]”に繋がっている。~
その為タワーの中には技術的な情報の他に、世界全体に関わる重大な秘密も収められているとみられる。

また、タワーの内部には世界各地に眠っている[[特殊兵器]]達を目覚めさせる[[特殊な粒子>コジマ粒子]]を発生させる装置が備わっており、[[財団]]が敗北するのを承知で一時的ながらもタワーを掌握したのはこの装置を稼働させるためであった。


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS