[[クローム]]が開発した超大型[[MT]]。以後シリーズに欠かせない存在となる“大型特殊兵器”の元祖である。

追いつめられたクロームの最後の切り札であり、見上げるほどに巨大なボディは、ACの世界においてまさに規格外であった。~
この機体と最初に遭遇した[[バラクーダ]]のパイロットが「[[レイヴン助けてくれ!化け物だ!]]」と叫んだほどである。~
多数のミサイルや[[グレネード>グレネードランチャー]]などを装備しており、火力''自体は''高い。~
また[[ブーストダッシュ>ブースター]]を行うなど意外な運動性も発揮し、その巨体が地を滑る様は[[初代AC>アーマード・コア]]当時は圧巻のクオリティであった。~
しかし、実際には妙に攻撃頻度が低い上に耐久力が非常に低いため、適当に攻撃しているだけで撃破できてしまうことも珍しくない。

ちなみに登場のタイミングも既にクローム社が[[ムラクモ・ミレニアム]]社に完全敗北し、資産を持っていかれた後に[[アヴァロン・バレー]]近郊の、~
旧クローム残党勢力により運用されている場面であるため、ユーザーから強大なクロームの「落日の象徴」と印象付けされやすく、そういった意味でも不遇。~

[[NX]]のレボリューションディスクにて再登場を果たした際は、耐久力が格段に向上しただけでなく、各武器の連射速度が大幅強化。~
グレネードとミサイルで怒涛の弾幕を展開する様は、回避が難しいNXの仕様も相まって多くの[[レイヴン]]を恐怖のどん底に叩き込んだ。~
が、そのシワ寄せなのかブースターがなくなってしまい、結局は[[爆雷ミサイル]]の連射で簡単に倒せてしまうという、どうにも報われぬ機体である。~
しかし、そのシワ寄せなのかブースターがなくなってしまい、結局は[[爆雷ミサイル]]の連射で簡単に倒せてしまうという、どうにも報われぬ機体である。~
因みに初代とNX版では若干だがデザインが異なる。

なお、[[ACV>アーマード・コアV]]に登場する似たようなコンセプトの巨大人型兵器、[[TypeD No.5]]だが、これを撃破することで得られる[[領地戦]]用の[[砲台]]は、設定画では『デバステレーザー』等と注釈付けられている。~
なお、[[ACV>アーマード・コアV]]に登場する似たようなコンセプトの巨大人型兵器、[[TypeD No.5]]だが、これを撃破することで得られる[[領地戦]]用の[[砲台]]は、設定画では『デバステレーザー』等と注釈が付けられている。~
このことから、TypeD No.5とは、『"Type Devastator No.(AC)5"(ACV版デヴァステイター)の略』というメタ的な命名がなされた[[とも考えられる>フロム脳]]。


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