[[レイヴンズネスト]]が保有していた特殊兵器で[[MOA]]のラスボス。主に「セラフ」と通称される。~
[[レイヴンズネスト]]が保有していた特殊兵器で[[ACMoA]]のラスボス。主に「セラフ」と通称される。~
[[ナインボール]]の上位機種にあたるが機体の外観、性能その他の特性は大きく異なっており、もはやナインボールのそれ以上にACとはかけ離れたものとなっている。~
外観上最大の特徴が両背部の巨大なヴァリアブル・フライトユニットであり、本機の高機動性を担うのみならず飛行形態への変形機構も実現している。飛行形態の速度は凄まじく、通常のACでは[[オーバードブースト]]でも追従は困難である。~
また武装も左腕部内装[[プラズマキャノン]]、右腕部内装[[チェーンガン]]、両手部[[レーザーブレード]]、フライトユニット内蔵[[垂直ミサイル]]などかなりの重装備が施されている。~
通常のナインボールでは対応し切れない事態が発生した場合、つまり対[[イレギュラー]]戦闘を目的に開発されたものと思われる。~

余談だが、MoA開発当時に「セラフを変形させるかさせないか、で殴り合いの喧嘩まで起こった」という噂が一部ユーザー間でなされていたが、2010年7月10日のレイヴンズミーティングにて可児氏本人から一笑に付された。~
「(殴り合いは流石にないが)それぐらい激しい意見交換は今も昔もしている」とのこと。~

*その後のメディア露出 [#r91509a1]
**隠しボスとして [#b603ff45]
[[AA]]では[[ロストフィールド]]の最終ターゲットとして登場。こちらのバージョンでは火器設定の統一化のためか、プラズマキャノンが[[パルスキャノン]]に、ブレードの刀身色も赤から青に変更されている。また、垂直ミサイルも垂直発射式の[[マルチミサイル>分裂ミサイル]]となっている。~
MOA登場時と比較して火力・装甲ともに飛躍的に強化されており、特にブレードと[[光波]]の組み合わせは即死級の威力がある。~

Another Century's Episode:R(販売バンダイナムコゲームス、開発[[フロムソフトウェア]])ではA.C.E.シリーズで初めてACから参戦を果たし、三週目以降のラストミッションでボス6連戦の5体目として「人間達が惑星エリア(※本作の舞台)に移民する際に持ち込んだ機動兵器」と言う触れ込みで登場する。パイロットはAIと思われるが、[[ハスラー・ワン]]では無い模様。~
コトブキヤ版セラフの両肩に大型のバインダーを追加した姿で、[[プライマルアーマー]]や[[アサルトキャノン]]を搭載。言うならばネクスト型ナインボール・セラフとなっている。3系列のオービットキャノンや鬼パルス、ブレード光波も完備し、ACの基準で見れば(セラフは厳密にはACではないが)反則もいい所の機体となっている。~
エキストラミッション9限定で操作可能。その際には原作さながらの鬼性能を見せ付けるが、ミッションではゲームの方向性の違いや、ボスラッシュの最中に出現する事もあり、決して強いとは言えない。そのため本作を知るレイヴン&リンクスからは「敵のセラフは手加減している」「パイロットは[[ハッスルワン]]」などと言われている。~
セラフ自体は無言だが、登場時には[[イレギュラー]]発言などニヤリとできる演出アリ。~
(また、使用武器の一つである「リミットブレイク」の演出と両肩のバインダーのデザインから某ロボットアニメの主人公機になぞらえたあだ名が一部で出回っている)~

**立体物として [#o8f42d87]
[[コトブキヤ]]より[[ヴァリアブルインフィニティ]]シリーズの一つとして発売され、
その際模型化のため生みの親である[[可児裕行]]氏が直々にリファイン設定画を描き下ろしている。~
フライトユニットや変形機構も再現されており、ゲーム中同様に他のACよりもかなり大きく、直立時の頭頂高は約210mm、アンテナを含めた全高は約240mmにもなる。(他のV.I.シリーズと同じく1/72スケールなので、ここから逆算すると設定全高は15〜17mほどと考えられる)~
2008年7月発売。定価8190円(税込)。総パーツ数506。~


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