ACVの登場人物。声優は小林沙苗

独裁政権を敷くシティに対して反旗を翻したレジスタンスリーダー、ジャック・バッティの義娘。
フルネームはフランシス・バッティ・カーチス(the FACTより)。
また、レジスタンス勢力のキャラクターの中で唯一作中で名前を呼ばれないキャラクターでもある。

一年前の一大反抗作戦で養父が戦死してからは、新たなリーダーとして瓦解した組織の再編を図るが、先代の腹心であったレオンの補佐のお陰で、かろうじて組織が機能している状態であり、その目標を達成できないでいる。
度胸がなく、また冷徹さや判断力に乏しいなど、指導者としての資質を著しく欠いており、そのことを度々ロザリィに指摘されている。

腕の立つ傭兵である主人公を見出した彼女は、一年の間に満足な戦力を調達できなかったこともあって、彼頼みの方法で再び反抗作戦を開始することになる。
主人公の信じられないほどの活躍の数々によって作戦は成功し、代表の拘束を成し遂げるが、企業の無差別攻撃によって、レオンと組織の全てを失ってしまう。

戦後はミグラントとなって、ロザリィと共に各地を放浪して回っている。
反抗作戦時はいがみ合っていた二人だったが、ある頃から認め合うようになり、放浪時には言い争うようなことはなく、むしろ相棒の様な関係になっていた。

余談

“何故ジャック・バッティの娘がフランシス・バッティではなくフランシス・バッティ・カーチスなのか?というかカーチスは何処から来た?”

という疑問を抱かれるミグラント諸氏もおられることと思う。
西洋人の場合、そもそもの命名法則が日本人のそれとは大きく異なっている上、民族によって全く異なる命名法則が取られている。
このため、フランのフルネームの由縁については例によってフロム脳を全力回転させる他ないのだが、代表的な可能性としては以下のものがある。
と言うか、一番下が最も濃厚。

実は既婚者説

結婚後は旧姓と夫の姓を併記する習慣が、主にアメリカの女性に見られる。
例として、第42代米国大統領ビル・クリントンの妻であるヒラリー・クリントン米国務長官は、自身のサインや公的文書において、“ヒラリー・ローダム・クリントン”と、旧姓と併記する形を取っている。
この場合、フランはカーチスという姓の男性と結婚し、以後フランシス・バッティ・カーチスを名乗るようになったと考えられる。

スペイン系説

スペイン語圏での人名は、“名前+父の姓+母の姓”で構成され、この場合、カーチスはフランの母親の姓ということになる。
ただし、この場合は“じゃあなんで父親はそのセオリーに従ってないのか?”という謎が新たに浮上することになる。

実の家族の苗字説

実は、フランはSM00の17年前にジャック・バッティに拾われた義理の娘である。つまり、血縁関係は存在しない(『the FACT』より)。
このことから、フランは元々はフランシス・カーチスであったが、ジャックに拾われたことを機にフランシス・バッティ・カーチスを名乗るようになったと考えられる。


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