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ACVDに出てくる運び屋。声優は中尾衣里

一流の運び屋(ストーカー)として知られるファットマンのパートナーで、彼が運んだ傭兵のオペレートを担当している。
年齢は25歳。かつては“ブルー・マグノリア”として名の知られた凄腕の傭兵だったが、膝に矢を受けてしまってな2年前に機体を撃破されて瀕死の重傷を負い、そこをファットマンに助けられている。
その後何とか一命を取り留めたものの、代償として左腕を失い再びACには乗れなくなってしまったため、以後はファットマンの助手的に一緒に運び屋をすることになった。

ACVD-LINKアーカイブによれば、マギーは当初EGFの軍人であり、その才能から多大な戦果を挙げて異例の昇進を遂げていたが、いかなる危険な任務も退屈に感じていたという。
ただ、報酬のためだけに戦う傭兵の姿はひときわ特別な者に見えたようで、ファットマンとの出会いから、ほどなく彼女はEGFから離れ、傭兵としての生き方を選んだとされる。

本名はマグノリア・カーチス。
前作の主要人物の一人、フランシス・バッティ・カーチスの子孫で、その家に代々受け継がれてきた黒い鳥の昔話を聞かされて育っている。(カーチス家の“黒い鳥”の伝承も参照のこと)
そのため、“伝説的な強さを持った存在”に憧れを抱いており、次第に力を付けて周囲から注目を集めていく主人公の活躍に嫉妬に近い対抗心を抱くようになり、再び傭兵として戦場に戻ることを決意する。
自身を現在の身体にした元凶が死神部隊であることは知っていたが、この時の彼女の関心は“黒い鳥”になりつつある主人公に向けられており、一時の恥辱にまみれても彼を倒すために財団の軍門に下り、ファットマンの下を去っていった。
後に死神部隊の所属機として主人公の前に立ち塞がるが、“選ばれた者”と“選ばれなかった者”の差を証明するかの如く、主人公に倒され、機体は炎に包まれて崩れ落ちていった。

残骸から彼女の遺体は発見されていない。
財団の襲撃のどさくさに紛れて脱出した可能性も否定できないが、死神部隊に所属した時点で彼女が人でなくなっていたということも考えられる
死神部隊に所属してからは音声にわずかなノイズが入るようになっており、これは他の死神部隊隊員にも共通する特徴であることから、彼女もまた人を辞めてAIの様な何かに生まれ変わっているのかもしれない。
これは当時のマギーの身体がACを操縦できる状態ではなくなっていたこと、機体が撃破された時、マギー自身が「これで、良かったのよ」と死を受け入れる言葉を遺しており、その様を見ていた財団が彼女の死を確信していたことからも可能性は高いと思われる

搭乗機“R.I.P.3/M”

死神部隊の隊員になったブルー・マグノリアに与えられた機体。
機体名から、以前のミッションで撃破され欠番となっていた3番機の後を継いだ様である。
かの部隊らしく黒を基調としたカラーリングだが、所属機が漏れなく赤く塗られていたフレーム部分が青くなっている。

レーザーライフルを主兵装としたTE?主体の攻撃を用いる中量二脚機体。左手にはHEATマシンガンを持つ。
CEの装甲が薄いため、そこを攻めれば撃破は容易であるが、SM09では中破しながらも執念で再起動し、左腕がない状態で第二戦を挑んでくる。
装備しているレーザーライフルも同じくかの名銃であることから、これもACVD全般に見受けられるセルフオマージュの一つなのかもしれない

ちなみに、挿入ムービー後も第一戦の撃破時と同じ場所にいるので、ミッションスタートから突撃してHEATパイルで一突き、ムービー明け(第二戦)に透かさず一突きするだけで瞬殺が可能。
Sランクを狙う際には参考にどうぞ。

余談

まさかのDLC・UNACに破損した状態の彼女の機体が、終いにはUNACボイスとして絶賛配信中。
深手を負うと舌打ちしながら「この野郎・・・このクソ野郎が!!」と吠えたりして結構怖いが、それでもマギーと共に戦場を駆け抜けてみたい、そんな貴方に如何だろうか。


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