宇宙刑事の代名詞的装備。断じて蛍光灯をそれっぽく加工したものではない。

……ではなく、AC腕部に装備される近接戦闘用装備。
いわゆるビームサーベルのようなもの。
基本的に使用制限はなく、腕部を破壊されたり武器そのものが破壊されたりしない限りは、何度でも運用が可能。
重火器と比較しても遜色ない威力を持ち、空中斬り光波と併用することでそれ以上の破壊力を持たせることも可能となる。とりわけ、空中斬りはブレードホーミングと相まって、作品によっては極めて有効性の高い攻撃となる。一例を挙げれば、PSACシリーズにおける月光の空中斬りはたったの一撃で敵機のAPを0にすることもある驚異的な威力を持つ。
このため、軽量二脚など重火器を積みにくい機体において、有効なダメージソースとして位置付けられることも多い。
ただしその反面、ブレードホーミングが弱いNXなどの作品においては、対AC戦ではまるで役に立たないネタ武器と化す。
また、作品によってはエネルギーシールドを展開中の敵に斬りかかるとダメージは与えるものの弾かれてのけぞってしまう
AC2のOPムービーでも同様の演出があるが、2に関してはこれは不可能であり、フロムマジックの一種とも言える。

PSACの時代には左腕部に内蔵されていたが、2〜4シリーズにおいては前腕部側面のハードポイントに外装される形態となった。また、ACVではマニピュレーターで保持する方式となっており、より剣らしい形状となった。
内蔵方式の場合、どのような形でブレードが展開するのか、また、どのようにして腕部に装着されるのかはゲーム中では明らかにされていない。ただし、メカニカルガイダンス山下いくとが寄稿したイラストから読み解くことも不可能ではない
NX〜fAではダガー等の小型のブレードをハンガーに格納可能になっている。
また、AC4以降では両腕に装備することが可能となり、それまでの作品ではサムライのみが可能だった二刀流も可能となっている。これに伴い、脚部ごとに両手で同時に斬撃を加えた際のモーションが追加された。なお、4シリーズでは対PA性能に優れており、かすり判定だけでも敵機のPAを減衰させる効果がある。

ACVでは刀身の形成パターンが2種類あり、通常の剣のように刀身を発生させるタイプと、ジャマダハルのように刀身を形成するタイプがある。
それぞれモーションが異なるため、当たり判定についても異なるが、旧作と比較して側面への当たり判定が大きい。場合によっては三時、九時よりも後ろの方向にも攻撃が当たることもある。

ちなみに、LRまでの各作品ではブレードごとに刀身色が異なっていたが、4シリーズでは製造メーカーにより固定されており、レイレナードが紫、オーメルおよびローゼンタールがオレンジ、インテリオル・ユニオンが水色となっている。
また、Vシリーズでは月光及び黒月光のみが専用の刀身色をもち、それ以外は基本的に同一エフェクトとなっている。

関連項目


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