クローム・マスターアームズが独自に開発した高級AC。Vixen(英語で“雌狐”の意)。ACPPスティンガーの愛機として登場するほか、ファンサービスとして後の作品にも登場する。
鋭角的な外装、頭部のブレードアンテナ、一見逆関節のようにも見える脚部、膝下にまで届く極端に長い腕部などが特徴的。

PP版設定

固定武装としてコアプラズマキャノンを装備し、携行武装は20mmマシンガン(砲身下部にグレネード搭載可能)と、先端に双発のプラズマトーチを仕込んだシールド。
ただし、ゲーム中ではマシンガンではなくバースト式のレーザーライフルになっており、またプラズマキャノンは使用しない。

ムラクモ・ミレニアム系といわれるウェンズデイ機関に所属するスティンガーがこの機体を入手した背景には、同機関がクロームとも一定のパイプを有していた事実がある。
またゲーム本編には登場していないが、ヴィクセンのベース機として“ヴェノム”が存在し、頭部や肩部など機体形状が異なる。

AA版設定

AAではロストフィールドにて出現。
オリジナル版と異なり、コアのプラズマキャノンが拡散射撃を行うものとなっている。高威力を持つがチャージ時間を要する上、その間は身動きが取れない。初期設定にあったグレネードランチャーもこのバージョンは使用する。
また他のロストフィールド登場機体同様、オリジナルより幾分巨大化している。

NX版設定

ACNXでは隠しパーツ(その内脚部名称もVIXEN)として入手可能で、通常のAC同様にプレイヤーも使用できるようになった。
コアのプラズマキャノンは廃止され、レーザーライフルは小威力・省エネルギー型に、シールドは単なる大型レーザーブレードとなった。また特徴的だった腕部も標準的な長さとなっている。
各パーツを見れば結構優秀だが、それだけで機体を組むと総エネルギー消費が悲惨なことになる。
なお、元々はクローム製であるが、NX本編でも使用できる都合上か、主要パーツは表記上全てミラージュ製となっている。
このNX版ヴィクセンはヴァリアブルインフィニティシリーズにもラインナップされた。


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS