ACシリーズでは様々な企業が登場し、ACを始めとする数多くの兵器を開発、生産している。
そして、企業ごとに特徴のある型番を付けることがあり、その傾向はとりわけNX以降顕著である。
以下に挙げるのはACシリーズの企業の、ACパーツに関する命名法則である。

PSACシリーズ

このシリーズでは、パーツ名を見ただけでは製造企業が分からないものが大半である。また、パーツの詳細情報を表示させても、製造メーカーまでは表示されないので、全てのパーツの製造元を断定することはできない。
ただし、FCSに関しては、“QX-”で始まるものがムラクモ製である(QX-9909の設定画に“技術のムラクモ”と書かれているため)。

2シリーズ

本シリーズ以降、各パーツの製造元が明確にされるようになった。
基本的に製造企業のイニシャルがパーツの頭に付き、“(企業イニシャル)(パーツ部位名)-(パーツ固有名)”という構成である。
ただし、FCS、ジェネレーター、ラジエーター、に関してはこの限りではなく、各企業独自の型番を設定している(後述)。また、インサイドは各企業とも“INW-(パーツカテゴリー)-(パーツ固有名)”という構成であり、名称のみで製造メーカーを特定することはできない。 なお、例外として、KARASAWA-Mk2(ジオマトリクス製)とLS-MOONLIGHT(バレーナ製)が挙げられる。

3シリーズ

2シリーズと同様に、製造企業のイニシャルがパーツの頭に付く。FCS、ラジエーターに関しては2シリーズと同じく独自の型番設定がある。
ただし、本シリーズではインサイドとジェネレーターも企業イニシャルが頭に付くようになった他、武装パーツは弾数が型番に含まれるのが原則となった(武器腕やカラサワ、ブレード等例外有)。
詳細は以下の通り。
武装

Nシリーズ

登場する企業は3シリーズとほとんど変わらないが、命名法則が大きく変化している。

ミラージュ

“(パーツ部位名イニシャル)(開発順序)-(ペットネーム)”を基本構成とする。
同一コンセプトのパーツの場合、同じペットネームで末尾に2〜のナンバーが付与される。
ペットネームは部位によって異なる法則で設定されており、詳細は以下の通り。

クレスト

“CR-(パーツ部位名イニシャル)(開発時期)”という構成を取る。EYEシリーズなど、一部例外有。
もっとも古いナンバーで69となっており、世代が新しくなるにつれて数値も大きくなる。ただし、最新ナンバーでは下2ケタを取っているため、06や05といった数字が当てられている。

キサラギ

全てのパーツ名が仏教用語で統一されている。このため、パーツ名のみではどのようなパーツなのかを判断することが出来ない。

4シリーズ

パックス各陣営がそれぞれネクストを始めとする兵器をリリースしているが、それらの型番は企業ごとに大きく異なる。 ただし、基本的に標準機体の名称に忠実である。

GA

“GAN(開発順序)-(ペットネーム略号)-(パーツ部位)”が基本となる。略号はSS(Sunshine)やNSS(New Sunshine)。 派生形パーツに関しては末尾にその意味をあらわすアルファベットが追加される。クーガー製パーツ(つまりブースター系)に関しては末尾に“.CG”が追加される。

有澤重工

日本の温泉地に由来。フレームパーツに関しては、末尾に“-(部位名イニシャル)”を追加。 NXのキサラギと同様、それだけでは何のパーツなのか分からないパーツ名である。 MSACインターナショナル anchor.png Edit “(ミズーリ川の支流の名称)(2桁の数字)”を基本とする。最初のパーツを01とし、同種のパーツの派生形に関しては同じ川の名前で末尾に02や03などの数字が付く。ただし、BIGSIOUX等ナンバリングされていない例外もあり。

ローゼンタール及びオーメル・サイエンス・テクノロジー

フレーム及び内装系は“(部位名アルファベット2文字略号)-(ペットネーム)”という構成を取る。 武器パーツに関しては、“(部位名アルファベット2〜3文字略号)-(企業イニシャル)(開発ナンバー)”という構成。従って、ローゼンタール製ならば“○○-R××”となり、オーメル製ならば“□□-O△△”となる。 略号は以下の通り。 HD:頭部 CR:コア AM:腕部 LG:脚部 FS:FCS GN:ジェネレーター CB:メインブースター LB:バックブースター AB:サイドブースター KB:オーバードブースター RF:ライフル ER:レーザーライフル EB:レーザーブレード MP:ミサイル EC:レーザーキャノン RDF:レーダー AR:ECM スタビライザーは、各フレームの型番の末尾に“-OP(装着部位イニシャル)(ナンバー2桁)”が付く形。

レイレナード

“(開発ナンバー数字2桁)-(ペットネーム)”という構成が基本。ペットネームはアーティスト名由来。 フレームパーツは末尾に“/(部位名イニシャル)”を追加。

アクアビット anchor.png Edit

香水の名称に由来。フレームパーツは末尾に“/(部位名イニシャル)”を追加。

トーラス

基本的にアクアビットと同様の形態を取るが、ペットネームは元素名に由来する。 ただし、インテリオル系の機体への搭載を前提としたパーツは恒星名を冠する。

BFF

“(開発時期)AN(部位名略号)”という構成。ANはArmored Core Nextの略か。 コア・頭部・腕部・脚部・FCSにはそれぞれ01〜05のナンバーが付与されている。兵装類はアルファベット1〜2文字で表記。略号は以下の通り。 NR:ライフル(Normal Rifle) SR:スナイパーライフル(Sniper Rifle) SC:スナイパーキャノン(Sniper Cannon) R:レーダー(Radar) AM:フレア(Anti Missile) EM:ECM(ECM Maker)

レオーネメカニカ anchor.png Edit

“(部位名略号)(開発ナンバー)-(ペットネーム)”という構成を取る。標準機体も同様の構成だが、略号はY。略号は以下の通り。 H:頭部 C:コア A:腕部 L:脚部 BM:背部ミサイル RD:レーダー(Radar) SM:肩部ミサイル

メリエス

“(部位名アルファベット略号)(開発順序)-(ペットネーム)”の構成で、基本的にレオーネメカニカと同様の構成。ペットネームは恒星の名称。略号は以下の通り。 MB:メインブースター(Main Booster) BB:バックブースター(Back Booster) SB:サイドブースター(Side Booster) RG:レールガン(Rail Gun) LR:レーザーライフル(Laser Rifle) HLR:ハイレーザーライフル(Hi Laser Rifle) PG:パルスガン(Pulse Gun) HLC:ハイレーザーキャノン(Hi Laser Cannon)

インテリオル・ユニオン(fA)

レオーネメカニカ及びメリエスのパーツ名をそのまま引き継いでいるため、命名法則に関しては変化なし。 新規開発品に関しては、武器パーツのみに恒星系のペットネームが採用されている。

アルドラ

フレームパーツは“(ペットネーム)/(部位名イニシャル)”という構成。武装は“(武器名略号)-(ペットネーム)”という構成を取る。 イクバール イスラム教関係の用語やアラブ圏の人名などをペットネームとして採用。フレームパーツは“(ペットネーム)-(部位名)”の構成。

アルゼブラ

イクバールと同様の構成だが、ペットネームは花の名前を採用している。イクバール時代のパーツもそれに合わせて改名された。

テクノクラート

“CP-(開発ナンバー)”が基本だが、ハンドロケットの場合CHPとなる。また、大型ロケットに限り、BVSという型番を持つ。 テクノクラートはロシア系企業なので、実はCPはアルファベットではなくキリル文字のСРのことだったりする……のかもしれない。ちなみにРはロシア軍の兵器の場合、空対空ミサイルに付けられる略号だが、ロシア語でミサイルはロケットと言う。


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