地下都市レイヤードを名前の通り管理するメインコンピュータの事。DOVE(鳩)というコードネームを持つ。

都市機能維持のライフライン機能も基本的に管理者が制御している。一例としてキサラギ管理区画の下水コントロール機能は管理者の制御下にある。
レイヤードに必要不可欠な存在として君臨しているが、一般市民が管理者の存在を意識する事は余りない。
また、レイヴンの新規登録に関しても最終的には管理者の承認が必要である模様であり、登録時には管理者直々にメールが送られてくるが、
許可と同時に「著しい逸脱がある場合は実力で排除する」という警告も含まれる。
AC3でのグローバルコーテックスは管理者によって監視されていた。

管理者に対するスタンスは三大企業ではそれぞれが異なっており、
否定するミラージュ
肯定するクレスト・インダストリアル
現実的なスタンスで臨むキサラギと明確に分かれており、紛争の原因にもなっている。

作中では物語が中盤で自分たちの支持勢力であるクレストの設備を実働部隊で強襲。
その際に管理者脱却を目指すユニオンからは管理者が狂っているとの仮説が提示されている。

次にクレストとキサラギ・ユニオン合同軍による大規模戦闘の際には突如乱入し、
両軍に壊滅的な被害を与え、その後は各所で管理者配下の実働部隊が大暴れを開始。
この時点では正体不明部隊となっているが、
ミラージュ・クレスト・キサラギは管理者の部隊であるとの判断を下している。
各企業の戦闘も一気に拡大し、レイア―ド全域は混乱状態に陥る。

各社は紛争を繰り返しながら独自に管理者への対向を続けるが、各企業を上回る管理者の戦力を前にクレストとキサラギは壊滅。
ミラージュも劣勢になる等、三大企業ですら対処出来ないほどの力を持つ。
そのまま地下世界維持に必要な設備が次々に破壊され、レイヤードは破綻寸前まで追いつめられることになる。

本体は巨大な塔でコンピュータ部分は強力なENシールドで防御されている。
結局はユニオンの派遣したレイヴン(=プレイヤー)によって破壊され、人類は地下都市から解放された。
暴走したとはあるが、最後のメッセージからそれすらもプログラムの一環だったのではとする説も強い。
戦力には特殊型無人MTからACや水中型巨大MT、さらには飛行分離型巨大機動兵器まで保有していた。
ちなみに、SLのミッション「機密データ先取」中最奥の部屋へ行けば残骸となった管理者が見られる。
DOVEとは別にサイレントライン内に存在する滅びたレイヤードには、IBISのパーソナルネームを持つ管理者が存在する。


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