四脚(よんきゃく)とは、四本の可動脚をもって機動する脚部[[パーツ]]。~
一般的な脊椎動物のような「四つん這い」ではなく、腰部から放射状に四本の脚が広がり、その中心点に[[コア]]からなる上半身が垂直に載せられる形状。

[[AC]]や[[MT]]に広く用いられている脚部の形態ではあるが、この脚部パーツを組み込んだ[[AC]]は4本の脚に加えて2本の腕を持つことになり、前述のように地球上のどの生物にも該当しない独特のシルエットとなる(しいて挙げればカマキリが近いと言えるか)。

作品によりその特性が大きく異なる脚部カテゴリであるため、シリーズごとに記述する。

*初代〜AC2AA [#o979aa33]
基本的な移動速度が速く、特に地面に足が着いていれば[[強化人間]]でなくとも移動しながら[[キャノン]]系武器を使用できるのが最大の特長。~
ホバー式で滑るように移動し、通常の移動速度に優れるがブーストダッシュはできず、[[タンク]]と同様に上昇してしまう。特に[[2シリーズ]]では空中での移動速度が著しく低い。~
加えて、消費エネルギーが膨大である他、重量に対して防御力もあまり高くはない。

*AC3〜ACLR [#m9a2f61d]
[[キャノン]]系兵装を地上で移動しながら射撃できる点は変わらず、それまでのホバークラフト方式から、4本の脚を動かして歩行する形態に変更。それに合わせてブーストダッシュも可能となり、[[二脚]]と操作感覚が近くなった。~
[[小ジャンプ移動]]もこなせるようになったが、その代償として、俗に言う「キモさ」が大幅に増している。しかし、これを四脚特有の魅力として捉えるプレイヤーも少なくはない。

*4シリーズ [#gf50c055]
[[AC4>アーマード・コア4]]では[[フロート]]脚部というカテゴリーが撤廃されたのに伴い、四脚にその特性が吸収される形で受け継がれた(ブーストダッシュ時に脚部が折り畳まれ、機体が僅かに浮き上がる)。~
地上でも空中と同じブースト速度となるため、エネルギー消費を抑えながら高速機動を維持し続けることができる。反面、旋回性能に劣り、さらに[[レギュレーション]]によっては左右方向への水平移動速度に強いマイナス補正がかかっている。また[[タンク]]と同じく俯角が狭く、[[二脚]]や[[逆関節]]と比較して下方向の死角が広い。~
[[ACfA]]においては、旋回性能、安定性に秀でているものの、レギュ1.40現在では、[[AP]]が非常に低くなっている。~
[[ネクスト]]は基本的に常時ブースト移動であるため、実用上はなんら差し支えないが、歩行時の移動性能はかなり低い。普通に歩くと過去作品の四脚と比べひどく遅く、大きく違った印象を受ける。~
[[キャノン]]系武装については、4シリーズではどの機体も移動しながらの射撃が可能だが、射撃時の安定性の高さとして四脚の特性は受け継がれている。

*ACV [#k7cbf389]
これまでのシリーズとは異なり、キャノン系兵装を使用する際に構えが生じるようになった。~
ただしこれらの兵装を用いる際、射撃時の安定性やリロードに上方修正がかかるようになっており、遠距離砲撃戦においては他の脚部よりも優位に立ちやすくなっている。~
なお、砲撃体勢に入る際には単に姿勢を低くするのみならず、後脚に装備されたアンカーを地面に撃ち込むことで安定性を高めている。

加えて、ブースター使用時の滞空時間が他の脚部よりも長いため、[[トップアタック]]を仕掛けやすいという利点もある。~
また、従来の四脚と比較すると今回の四脚は消費ENが少なくなったので使いやすさがかなりアップした

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