fAに登場するデュアルハイレーザーキャノン“HLC09-ACRUX”の通称。
本火器が少佐砲と呼ばれる理由については、こちらの項目を参照されたし。

ウィン・D・ファンションの乗機、“レイテルパラッシュ”の左背部に装備されており、同機体の火器の中では最大の威力を有する。
単発式のハイレーザーキャノン、“HLC02-SIRIUS”よりも一撃の威力は劣るが、一度に2発のレーザーを射出することで高い瞬間火力を実現している。ただし、使用時の機体負荷は当然大きい。
外見上の特徴としては、砲身部分が非使用時には剣、もしくは翼のように見える点が挙げられる。このため、ビジュアルアセン、とりわけ機体再現アセンにおける需要が高い。
これの姉妹パーツとして、腕部用のデュアルハイレーザーライフル“HLR09-BECRUX”も存在し、そちらはロイ・ザーランドの愛用品。

なお、アクルックス及びべクルックスとは、南十字星(みなみじゅうじ座、Crux)のα星、β星のこと。十字を構成する以上は当然にγ星、δ星も存在し、それぞれガクルックス、デクルックスという。これらは他の恒星に多く見られる神話等由来の伝統名ではなく、「みなみじゅうじ座(Crux)のα〜δ星」程度の意味。無論、天文学者による造語である。
命名された時期も非常に新しく、星座として認識されるようになったのは大航海時代ころと言われる。なぜそうなったかと言えば、『多くの恒星が命名された古代ギリシャ〜ローマ時代において、北半球の低緯度地域以南でしか見えないこれらの恒星の発見は極めて困難、もしくは不可能だったから』に他ならない。


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