Vシリーズに登場する、多目的大型ヘリコプター。

劇中での運用

本シリーズにおけるAC輸送機であり、過去のヘリコプター型と同様に、機体の腹の下にACを露天懸架し、ロッキングアームを解放してACを投下する。機体の固定方法に、ワイヤーが追加されているのが特徴。
ACVの時代においてミグラント御用達の機種で、ロザリィリーガンなどが愛機としている。劇中の台詞より相方を蹴られるほど二つの座席は接近しており、大声を発すると相方が迷惑するほど狭いようである。

ACVDの時代にも現役で運用されている機種ではあるが、往時ほどには運用されていない模様。
なお、本機を用いる運び屋は、その機体名に掛けてストーカーと呼称されている(付きまとう方のストーカーではない)。

外見

ツインローター(サイドバイサイド)式で、胴体の左右にエンジンを載せた大型のコンテナブロックを有する。
この方式を採用している軍用機として現実にMi-12が試作機二機ができた段階で開発計画を終えている。
所属や防御特性の違いにより、様々な外見の機体が登場する。
侵攻ミッションの撃破対象としても登場するが、機体によって防御特性が異なるので、スキャンモードを活用して相手にあった攻撃をする必要がある。

バリエーション

MoH運用機

ロザリィとリーガン(共にMoH関係者)の機体及びオープニングに登場する機体。コクピットがAH-64D アパッチ・ロングボウのコクピット部分にMi-24 クラカヂールの風防とエアインテーク部を組み合わせた形をしている。
敵ユニットとして登場することがないため、防御特性は不明。ただ、このタイプはオープニング・挿入ムービー共にスナイパーキャノンの一撃で撃墜されている。
これらの観測事実を「このタイプはKE?防御が低い」と捉えるか、「スナイパーキャノンの威力は本来F21C STORKを一発で仕留められるくらいある」と捉えるかはその人のフロム脳次第。

KE防御型

外見の違う2つのタイプがあり、風防タイプは登場機会が少なく、主に登場するのはコクピットが装甲化されたタイプ。

風防タイプ

角ばった風防を持つ。レジスタンスの脱出の際に使用された他、オーダーミッションの無名ミグラントが使用する機体としても登場するなど、F21C STORKのモブ機としての役割が大きい。

装甲タイプ

装甲化され、前部にセンサーが配置されている。なお、下記のB-44 ROKHの項を見れば分かるように、これは増加装甲であり、装甲の下は風防のようである。
領地戦で撃破対象や侵攻側のAC輸送機として登場する他、警備部隊企業ゾディアックの運用する機体もこのタイプ。

CE防御型

領地戦の撃破対象としてのみ登場する。
KE防御型と同じくコクピットが装甲化されており、コンテナには爆発反応装甲らしきものが付けられている他、目立たないが前足にも装甲が付けられている。

TE?防御型

領地戦の撃破対象としてのみ登場する。
風防はロザリィ、リーガン機と同じだが、エアインテークにあたる部分が無い。また、前足とコンテナに装甲板が付けられている。

B-44 ROKH

コンテナ内をミサイルランチャーとナパーム弾投下機、及びそれらの弾薬庫にしたバリエーション機が、敵機として登場する。
APも高く厄介な相手だが、CEの防御が甘いので、バトルライフルなどを持っていれば、比較的楽に墜とせる。
コクピットは装甲化されており、前足の部分にシールドを備える。一定ダメージを与えるとこれらは破壊され、KE防御型と同じ角形の風防が見える。なぜかこの風防は増加装甲の前部のセンサーと同じように赤く発光している。(なお、ストーリーミッション00に登場する機体のみシールドと増加装甲は破壊不可)
外見や防御特性から分かるように、ベースになっているのは装甲タイプのKE防御型の模様。

コンテナの運用法

輸送用

左右のコンテナの中にACの予備パーツを入れておくことで、戦闘中の簡易ガレージとして機能することが可能である。この機能を用いるにはガレージポイントにおいてロザリィにコールする必要がある。

武装用

前述のB-44 ROKHの様に、コンテナ内をミサイルランチャーとその弾薬庫にすることも可能。正面の装甲版が展開し、そこからミサイルが発射される。ナパーム弾投下時は下が展開する。


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