[[脚部]]カテゴリーの一つ。“風呂”、無脚型などとも。~ [[AC2]]で初登場したカテゴリで、一見すると[[タンク]]型のような車両タイプにも見えるが、常に地面から浮遊した状態で移動する。 全脚部中最も地上移動速度が高く、さらに内蔵[[ブースター]]の出力が非常に優秀であり、独自の[[無限ブースト]]によって優れた機動性を発揮できる。~ また前述の通り地面から少し浮いて滑るように移動するため、他の脚部では触れるだけで[[エリアオーバー]]してしまう海上や、ダメージを受ける溶岩などもノーリスクで移動できる。~ ただし、[[待機モーション]]に入ると接地しようとするため、海上だとエリアオーバーになる。([[NB]]以降では改善された) 短所は積載量と耐久性の極端な不足と、空中戦の難しさ。~ 特にフロートは少しでも上昇してしまうと、ブースターの推力が全て真上に向いてしまう(=前後左右の移動速度が非ブースト時と同じになる)上、接地が非常に遅い(着地際に自動でブースト噴射している間は空中扱い)ので、常に地面に張り付くスタイルになりがちである。~ これを改善するためには[[ブレホ]]や[[OB]]の扱いに熟達する他にないが、難易度はかなり高い。~ また[[LR]]では通常のACより全高が高くなる都合上、脚部に被弾しやすく、[[部位破壊]]を起こしやすいのも重大な問題である。~ 部位破壊したフロートはブーストを含めて極端に移動性能が低下するため、LRでは「フロートの[[AP]]は事実上3000程度」とまで言われるほどである。 なお[[AC4]]ではシステムの大幅改変によって、無限地上ブーストと海上移動がほぼ標準仕様となったため、[[四脚]]の可変機構として事実上カテゴリ統合された。 が、[[ACfA]]にてブーストせずに水上を移動できる[[L09-RIGEL>リゲル]]が登場した。 が、[[ACfA]]にてブーストせずに水上を移動できる[[L09-RIGEL>リゲル]]が登場した。~ [[ACV]]においても無限地上ブーストと海上でのホバリングは全脚部で可能となっており、登場しない。 ちなみに[[メカニカルガイダンス]]の記述によれば、フロート脚部の浮遊メカニズムは擬似反重力とされている。擬似が何を意味するのかは不明瞭であるが、少なくともAC2の時代においては軍事的実用レベルの技術のようだ。