広義では[[レギュレーション]]を研究し、それに最適化された[[アセンブル]]のこと。~ 単にレギュレーション内で最も強い機体を構築するだけではなく、その時点での流行や対戦相手の志向などからアセンブルを予想し、その中で有利となるような構成をする場合も指す。 狭義においては「(特定の)アセンブルに対抗するためのアセンブル」と定義でき、いわゆるアンチアセンを意味する。 どちらの意味にせよ、これを構築するにはレギュレーション毎にほぼ全ての[[パーツ]]のスペックを詳細に把握し、相性やバランスを考慮して機体を組み上げていくという地道な作業が必要となる。 ちなみに、メタ(meta)とはギリシャ語源の接頭語で、「―の間に」「変化した―」「―後退して」「超越した―」「高次の―」などの意。 2010年現在では戦略の一つとしては認知されているものの、用語として使用されることは少なくなっており、一般的な“レギュレーション内での強機体”である[[強アセン]]、[[安定アセン]]、[[量産機]]などの表現の方が多く用いられている。 2010年現在では戦略の一つとしては認知されているものの、用語として使用されることは少なくなっており、一般的な“レギュレーション内での強機体”である[[強アセン]]、安定アセン、[[量産機]]などの表現の方が多く用いられている。 **例 [#mc4fbc8a] ***アーマード・コア フォーミュラフロント [#t5568b07] -A.Iという特性上「特殊」サイトの運用が容易かつ高火力な「タンク」1強とされる -「回り込み高速機」が「タンク」の旋回という弱点を突いたアンチアセンとして台頭し始める -「回り込み」機に対抗し、旋回を確保した「引き撃ち」機が登場する。が、当然「タンク」とぶつかると火力差で負けやすい。 -結果、(「タンク」→「回り込み」→「引き撃ち」→「タンク」→……) の三すくみ状況に。 ↑これがACFFにおけるメタの流動。 この3カテゴリに加えて更にレギュレーション・熱戦略の有無・オーダーの組み方といった形で更にアセンが細分化され、“○○に対抗するべく作られた機体”へと昇華してゆく。