PS2シリーズにのみ存在するシステム。~
被弾や[[OB]]の使用、環境温度の影響などで機体温度が上昇し、[[コア]]の耐熱限界温度を突破した状態を指す。~
冷却が完全に終了するまで[[AP]]の減少や[[ジェネレーター>ジェネレーター(Armored Core)]]のエネルギーの減少など、大きなペナルティを受けるため、対戦などでは自機の熱を管理しつつ敵機の熱暴走を狙うのは非常に重要である。~
熱暴走中は[[ラジエーター]]の性能が通常冷却から緊急冷却に切り替わる他、被弾やOBによって受ける熱量が半分ほどになる。

[[4シリーズ]]以降は廃止されたが、ゲームシステム的な特徴は[[プライマルアーマー]]や[[スタッガー]]などに受け継がれている。~
また、熱の概念は[[AC6]]にパラメーターとして存在するが、こちらは兵装を再使用出来るまでのクールタイムに関わり、他には状態異常の[[ACS障害]]がある。
また、熱の概念は[[AC6]]にパラメーターとして存在するが、こちらは兵装を再使用出来るまでのクールタイムに関わり、炎などの高熱によるステータス異常は[[ACS障害]]に振り分けられている。

*[[2シリーズ]]〜[[3シリーズ]] [#e695194c]
コアの耐熱限界を超えると熱暴走となり、冷却完了まで[[AP]]が減少し続ける。~
ラジエーターの緊急冷却性能が低い場合は大ダメージを被る危険があり、一般的に通常冷却性能よりも緊急冷却性能を重視してラジエーターが選択される。

また、溶鉱炉のように極端に高温な地形では環境温だけで熱暴走に陥る場合がままにあり、そのようなマップでは通常冷却性能や、一般には[[ダミーパラメータ]]として認知されている[[フレーム]]の冷却性能も考慮してアセンブルを行う必要がある。

一般的に実体弾兵器が熱量に優れ、EN兵器はほとんど熱量がない場合が多い。
特に[[ハンドガン]]や[[グレネードランチャー]]、[[スラッグガン]]などは敵機の熱暴走を狙いやすい傾向にある。~
「熱ハンド」「熱[[ショット>ショットガン]]」などのように、攻撃力を下げて熱量を増加させた機種も存在する。~

*[[Nシリーズ]] [#de7c219d]
コアの耐熱限界を超えるとラジエーターが緊急冷却を開始する点は同様だが、'''APではなくジェネレーターのエネルギーが減少を始め'''、さらに温度が上昇するとAPが減少するようになった。~
Nシリーズでは通常[[ブースター]]の使用でも熱量が発生するようになっており、さらに[[MT]]などの攻撃の熱量も全体的に増しているため、2シリーズ〜3シリーズよりも熱暴走の危険が高い。このため性能の低いラジエーターを搭載すると、通常の[[小ジャンプ移動]]すら困難になる場合もある。

特に、熱暴走時にエネルギーが減ることから「被弾によって発熱→回避時のブースト噴射でさらに発熱→エネルギーがみるみる減少→[[チャージング]]に陥って回避も冷却もままならず大破」という事態になったりする。~

Nシリーズでは実体弾兵器の熱量は比較的抑えめとなり、EN兵器の熱量が高めに設定されている。熱量増加型のパーツも引き続き一部に存在している。

トップ   編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS