初代ACのムラクモルートで流れるムービー中での台詞。
クロームの崩壊後、ムラクモ・ミレニアムと新興のバージュ社間の激しいシェア争いを報道するニュースを見て、モニターを鉄パイプで叩き割った男性が発した。

詳細は不明であるが、変わらず繰り広げられる企業間の利潤戦争に対する絶望と捉えるのが一般的な解釈か。

なお、これを「初代AC主人公の台詞」と解釈する向きが過去現在を問わず多数見られるが、どうとでも受け取れると言わざるを得ない。
主人公が情勢の安定を望んでクローム社の打倒を目指したとは限らない(そもそも、そのような意図を持ってプレイしていた人間自体が少数であろう)し、根本的な点として初代ACは主人公の性別すら確定していない。
また企業紛争や二大企業による支配体制などを快く思っていない人間はレイヴン以外にも(あるいはレイヴン以外にこそ)少なからずいたと思われる。

スラングとして

転じて“期待が大きく裏切られた場合”、“変更や改善を望んでいたのに、十分な対応がなされなかった場合”などに用いられるスラングともなっている。
しかし、今なお継続してACシリーズに触れている地球人の絶対数が減少しつつあることや、初代ACがすでに十年以上過去のゲームになり、新規にプレイされにくくなっていることなどから、2012年現在ではネタとして通じにくくなってきている。


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