ACシリーズにおけるアーマード・コアを操る傭兵の名称。 PSACシリーズ †傭兵組織レイヴンズネストに所属しているAC搭乗の傭兵を指し、これが語源となっている。ただし、ここから転じて“AC乗り”一般を指す俗称としても使われていたらしく、レイヴンを名乗る(または呼ばれる)人物が必ずしもネストに登録していたとは限らないようである。 2シリーズ †表向きにはコンコード社が運営するアリーナに登録された選手ということになっている。このため全てのレイヴンはアリーナに参加する義務を負うという、他作品ではあまり見られない特徴がある。 3シリーズ †グローバルコーテックスに所属するAC搭乗の傭兵を「レイヴン」と呼称する。アリーナ所属義務はなく、ミッションのみで活動する者も、またその逆もいる。 Nシリーズ †傭兵組織に所属し、ACを駆る者という点においては変化がない(TCBのフライトネスト一行のような例外も存在するが)。 4シリーズ †ACのカテゴリーがノーマルとネクストに二分化され、ネクストを駆る者はリンクスと呼ばれるようになったため、レイヴンという呼称はノーマルのACを駆る傭兵として位置づけられている。企業やコロニーなどに所属する正規のAC搭乗者はレイヴンとは呼ばれず、熱砂の嵐では「ACドライバー」と表現されている。 Vシリーズ †MoH等ミグラントの一部がACを運用しているが、AC乗りについて、特に決まった俗称は存在しない。 ACVDではイレギュラーを表す“黒い鳥”というレイヴンという言葉を髣髴とさせる用語が出てくるが、これが北米版では“Dark Raven”と訳されている。 AC6 †ルビコン3で活動していた独立傭兵。登録番号Rb23。傭兵ランクはF。 ルビコンでコーラルが再確認された情報を企業にリークした張本人で、その結果惑星封鎖機構の優先排除対象に指定されており、レイヴンのIDで活動する621はその濡衣を着せられ、封鎖機構の執行部隊から目の敵にされる事になる。 本物のレイヴンは独立傭兵集団「ブランチ」のメンバーであり、本人は死亡しておらず、後にACナイトフォールを伴って621と交戦する。 なお、621と同じく一切声を発する事はなく、専らオペレーターがその意志を代行する。 余談 †「レイヴン(Raven)」とは英語の名詞でワタリガラスを意味している。日本の本州で一般的に見られるカラスと比較して大きめで、北海道などの一部で見られる。 また、同スペル・同発音(辞書によってはラーヴン、ラーヴェンなど、名詞と発音が区別される場合も)のまま、「略奪する、むさぼり食らう、獲物を狩る」と言った動詞用法、「艶のある黒色の〜(日本語で言う“濡れ羽色”)」と言った形容詞用法などがある。 ちなみに多々レイブンと書かれる場合があるが、日本語表記の慣例としては問題無いにしろ、公式作品ではほぼ一貫してレイ“ヴ”ンと記載される為、準ずる記載を心がけた方が無難である。 因みに初代AC、ACPPの開発に携わった佐藤嘉一氏によれば*1、由来はアメリカ空軍の電子戦機EF-111A「レイヴン」。 関連項目 † |