リンクスNo.5、BFF所属のオリジナル
遠距離からの狙撃を最も得意としており、搭乗するネクスト“プロメシュース”も狙撃専用に組み上げられている。
BFFの基本となる遠距離狙撃という戦闘スタイルは彼女の意によるものであると言っても過言ではなく、軍部内における影響力の大きさから『女帝』とも渾名される。
作中の言動も高圧的なものが多く、そういった意味でも、『女帝』(あるいは女王様)の名に相応しいと言える。
ちなみにメアリー・シェリーは小説、“Frankenstein: or The Modern Prometheus”(邦題:フランケンシュタイン、すなわち現代のプロメシュース)、いわゆる『フランケンシュタイン』の作者の名前でもある。恐らく機体名もこれに由来するものと思われる。

搭乗機 “プロメシュース”

BFF標準ネクスト、047ANをベースとした狙撃戦仕様の機体。
兵装はスナイパーライフルライフルレーダーのみと軽装である。
従って、接近戦に持ち込まれた場合は火器の性質上有効な対処が出来ない(これはBFF系の機体に共通する欠点である)。また、瞬間火力も決して高くはないため、対実弾防御を固めた機体を相手にすると、得意とする狙撃戦でもダメージレースの差で敗れる可能性がある(射撃それ自体は的確であるため、被弾は避け得ない)。

作中では南極でアナトリアの傭兵と交戦し、撃破される。
この際、戦場となるエリア一帯には高濃度のコジマ粒子が散布されている。
このため、一度減衰したPAは二度と回復しないが、OBを使ってもPAが減衰しなかったりする。

ちなみに、プロメシュースとは先述の通り、メアリー・シェリーが著した小説のタイトルに由来すると思われるのだが、そもそものプロメシュースは、ギリシャ神話において人類に火をもたらしたとされる神の一柱である。


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