敵機の位置を捕捉するための装備。
頭部もしくはFCSに内蔵されるタイプと、背部に外付けされるタイプの2種類が存在し、後者の方が全般的な索敵性能に優れる。
基本的に索敵範囲や更新間隔は背部用レーダーのそれが優先され、1つ装備していれば事は足りる。
無論、2つ装備することも可能だが、SLまでの仕様では、2つ目は死荷重にしかならない。異なるレーダーを装備している場合、性能の高い方が優先される。
ただし、Nシリーズ以降は対ECM装備(いわゆるECCM)としての側面も持つようになる。このため、極端にECMレベルが高いミッションなど、限定的ながら実用性が生じることとなった。
当初からビジュアル機の飾りとして2つ装備するケースも見られたが、NX以降は一種の特化装備としても扱える。

PSACシリーズではリアルタイム更新がされていたが、AC2以降の作品では一定の間隔ごとに敵機の座標が更新される仕様になっている。更新間隔は大抵の場合、外装式レーダーの方が短い。
このため、接近戦で更新間隔の長いレーダーを内蔵した頭部を使用している場合、ロックオンサイトか敵弾の方向を頼りに捕捉しなければならない、といった状況も起こり得る。
従って、頭部やFCSのレーダー性能に不安がある場合には、接近戦用の機体であっても、背中にレーダーを積むという選択肢もある。
しかし、索敵範囲が広いレーダーは近距離での敵機の挙動を掴みにくいという欠点があり、必ずしも広ければいいというものではない。また、そういったレーダーは概ね機体負荷が大きい。
従って、背中にレーダーを積むにしても、その機体の戦術に合わせたものを装備することが重要である。

fAではFCSのレーダーの性能(有効半径、更新間隔、対ECM性能)をそれぞれ強化するパーツとなっている。

ACVにおいては廃止され、機能の一部はリコンが引き継いでいる。


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Last-modified: 2014-06-16 (月) 22:17:58 (3600d)