AC4の主人公のこと。リンクスナンバーは39。Anatolia's Mercenary.
かつては伝説とまで呼ばれた腕利きのレイヴンであったが、国家解体戦争において重傷を負い、その後フィオナ・イェルネフェルトによって保護される。
戦後、決して高くないとはいえAMS適正を有していることが判明し、エミール・グスタフの策、即ち、ネクスト戦力それ自体を商品とすることで、アナトリアを立て直す計画に則り、ネクストを駆って戦場を駆け巡る。
この苦肉の策は周囲の予想をはるかに超える影響をもたらし、リンクス戦争は彼によって始まり、深刻化し、そして終わったといっても過言ではない。
その戦果はオリジナルの面々を凌駕する程のものであったが、リンクス戦争終結直後にアナトリアが壊滅的被害を受けたことを受け、同コロニーをフィオナと共に去る(ただし、アナトリアを出ること自体は事前に決めていた)。
その経歴から、作戦中はもっぱら“レイヴン”と呼ばれる。続編であるfAではフリーランスのリンクスを独立傭兵と呼称するため、この世界における実質的なラストレイヴンと言うべきキャラクターでもある。
因みにARMORED CORE Retributionでは、トウジ・クロウハートによって損傷を受け、解析の為にアナトリアへと送られてきたレイレナード製の機体に彼は搭乗している。
しかし、A NEW ORDER of “NEXT”においてはGAとアナトリアの繋がりからサンシャインL型に乗っていた可能性を示唆している。
fAにおいてホワイト・グリントを操縦するリンクス“Unknown”との共通点が多いことから、同一人物である可能性が高い。
ただし、過去の戦いで心身ともに負荷を受け続けた上に年老いた彼がなお一線級の戦士でいられるかどうかは微妙な所である。
そのため既に人間以外の何かになっていたのではないかと考える人もいる。