ACが腕部に装備できる最も標準的な火器。Rifle.〔英〕 各シリーズにおける特徴 †PSAC〜LR †PSACシリーズからLRに至るまでは、概してあらゆる性能が平均的に設定されている。 SLでは三点バースト式のバーストライフル(この時点での分類はアサルトライフル)が、NXではマガジンを採用して瞬間火力を高めたアサルトライフルが追加された。 ちなみに、2003年のTGSで展示されたバージョン(いわゆる佃ネクサス)で登場したバーストライフルは、ライフルでありながらバズーカ並の衝撃を持つという設定であった。その名残か、着弾エフェクトが他機種と異なる。 口径は不明であるが、PSACシリーズの初期ライフル“WG-RF35”は同作の命名法則から「35mmライフル砲」と解釈できる。 4シリーズ †従来作と同じく標準的な火器である点は変わりないが、対PAを前提としているためか目覚ましい威力向上が見られている。 大きく分けて、標準型ライフルと突撃型ライフルの二種類にカテゴライズされる。 突撃型は従来のアサルトライフルに相当するもので、単発の威力や命中精度で劣る代わりに連射力が高い。その連射力から多数の敵を相手にするミッションでも扱いやすく、近接適性にも優れるため接近戦に向く。 旧シリーズ同様、口径などの具体的な数値は不明だが、A NEW ORDER of “NEXT”にて“051ANNR”のデザイン画に「60mm 48〜72発ほどでは?」と弾薬に関する指定らしき記述がある。 Vシリーズ †マガジンシステムの廃止と併せて、標準型・突撃型の区分は廃止された。 『the FACT』では、本作のKE属性の武器はAPFSDS弾を使用していることが示唆されており、APFSDS弾はライフル砲から撃てないこともないが、理想的なのは滑腔砲であるため、本作のライフルが本来の意味でライフルなのかは不明である。 AC6 †AC6では純粋なライフルというカテゴリは消え、特性ごとに枝分かれを遂げた。 最も旧作の挙動に近いライフルとしてはフルオート射撃が可能なアサルトライフルがあり、従来のライフルのポジションに立っている。 特殊な例としては、チャージで通常射撃とバースト射撃を変化させるバーストライフルがある。 全体としての性能は恒例の「低負荷」「低操作難易度」な武器カテゴリであり、時間当たりの攻撃力や衝撃力には秀でてはいない。 攻撃面に関してはスタッガーが戦術の肝となっている今作では、これだけでは二脚MTくらいならばなんとでもなるものの、四脚MTやACやそれ以上の敵に対しては明確に力不足。 しかし、その低負荷さとトリガーを引きっぱなしでいいという操作の簡便さ、また長めの性能保証射程とリロードの速さにより、中〜遠距離でのダブルトリガーの補助に活躍する。 総じて突出した性能はないがそのぶん苦手も少なく、常に安定して戦えるカテゴリーと言えるだろう。 余談 †現代軍事用語としての「ライフル」とは砲身内部にライフリング(Rifling〔英〕:施条)を持ち、弾頭に回転を与えながら発射する銃砲のことである。 ただし、PSACシリーズでの武器腕「AW-RF105」及び「AW-RF120」を同作武器腕の命名法則から「105mm(120mm)ライフル砲」と解釈する主張もある。 |