4シリーズに登場するレイレナード製ジェネレーター、“S08-MAXWELL”、もしくはFTS?に登場する特殊兵器“X3”のコードネーム。本稿では前者について記述する。
アリーヤをベースにしたハイエンドタイプの重量級ジェネレーターであり、説明文の通り、重量こそあるもののEN出力とKP出力を高いレベルで両立し、アリーヤよりも容量が多いという長所を持つ。
容量それ自体は決して多くはなく、性能バランスを旧作のパーツに例えるならば、アリーヤが金剛であり、こちらは銀ジェネに近い。
fAのレギュレーション1.00〜1.10では重量こそかさむものの、それ以外の面ではほとんどの部分でトップクラスの性能を持つ優良パーツとなっている。ただし、レギュレーション1.20において性能が大幅に低下し、一気に産廃と化した。が、1.30では多少上方修正を受け、扱いやすさが増した。
なお、テルスを始めとするインテリオル系の機体の多くにはこれが装備されている。また、このパーツ以外にもインテリオル系ネクストはレイレナードやアクアビットが供給したパーツを多く採用している。
加えて、リンクス戦争後に開発されたSOLDNER系列にもこれが採用されていることから、レイレナード壊滅後、これらのパーツはインテリオルによって生産されたと考えられる。恐らくはライセンス生産であり、生産ライン自体はインテリオル側に存在していたのであろう。