コアに内蔵されるACの動力源。ACが必要とする全エネルギーの発生源である。 余剰エネルギーをプールするコンデンサを備えており、ブースターやエネルギー武器の使用、ラジエーターの緊急冷却時などにコンデンサ内のエネルギーが消費される。 各シリーズにおける特徴 †PSACシリーズ〜ACLR †初代からLRまでのジェネレーターは、コンデンサにレッドゾーンと呼ばれる非常容量ブロックが設けられている。消費がレッドゾーンに差し掛かると警告音が鳴り始める。 高出力型が好まれる傾向があり、AC2〜SLではほぼ完全に最高出力型の一択である。 4シリーズ †機体の稼働エネルギーだけでなくコジマ粒子の生成も司っており、プライマルアーマーやオーバードブーストの性能に大きく影響するため、様々な選択肢がある。 エネルギーを全て使い切ってもチャージングは発生せず、レッドゾーンも存在しない。しかし、クイックブースト発動の際に残りエネルギーが不足していると残りエネルギーを使い切ったうえで不発になり、短い警告音が鳴る。 ACfAではレギュレーションファイルによっても異なるが、機種ごとの重量とエネルギー容量の差が極めて大きく、最軽量のGN-SOBREROと最重量のARGYROS/Gとでは重量で約12倍、エネルギー容量でも約2倍もの差がある。またエネルギー容量は重いほど増える傾向が強く、さらにジェネレーターの重量が機体の加速度に与える影響が大きい。なおかつ、中型のジェネレーターでもグレネードキャノン並みの非常に大きな重量があるため、アセンブルの調整を含めたパーツ選択が難しくなっている。 Vシリーズ †4シリーズと同じくチャージングは発生しないが、エネルギー残量が30%を切るとコンピューターボイスによる警告がなされ、同時に警告アラーム音が30%を上回るまで鳴り続ける。 Vシリーズではスキャンモードの導入により機体の消費エネルギーを減少させられるため、大容量型ジェネレーターも扱いやすくなった。主に一撃離脱戦法を取る機体や、消費エネルギーの少ないタンクで採用される。 AC6 †内燃型と環流型、コーラル内燃型の三種類の属性が存在し、それに応じてブースターの噴射炎、機体爆発時の色が変化する(内燃型がオレンジ、還流型が青、コーラルが赤)。 エネルギー兵装を使用してもコンデンサのENを消費しなくなったため、消費する手段は地上でのブースト移動を除くブースター関連アクションに限られる。 また、エネルギーを消費しなくなったと言ってもEN兵装への適性は存在するため、アセンに応じて出力以外のパラメーターに目を向ける必要がある。 原理について †AC用ジェネレーターの原理については公式にほとんど明言されてこなかったため、ユーザー間でもメジャーな疑問である。 A NEW ORDER of “NEXT”誌面の説明では、ネクストのジェネレーターは「発電機構・蓄電機構・コジマ粒子発生機構」の三部位からなるとされ、その発電機構の実態が「超高密度水素吸蔵合金を燃料とする強化実用燃料電池〔原文ママ〕」であると説明されている。 “過去に使用されていた機体を改修・修復して運用している”という設定のACVにおいては、ジェネレーターを新規に製造するだけの技術は完全に失われている。 the AFTER?のパーツデザインにおいて、SUZUMUSHI mdl.1やGe-A-R41に「HYDRO METAL ENERGY」と書かれており、金属水素を用いていることを仄めかす記述がある。尚も、正式な設定ではないようだ。 ちなみにPSACシリーズにおいては水素タービンという動力機関の存在が明らかになっている。 AC6の動力エネルギーの大半は不明だが、IA-C01G: AORTAとIB-C03G: NGI 000の2種類のみコーラルを動力に用いているのが明確になっている。 |