AC4に登場する、レイレナード標準機体“03-AALIYAH(ALIYA)”及びAALIYAH(ALIYA)の名を冠したパーツのこと。
由来はニューヨーク出身の歌手・女優であったアリーヤからとされる。「アリーヤ」とはスワヒリ語で「最高の存在」という意味(Wikipediaより)。
AALIYAH表記はPS3版およびfAのもので、Xbox360版AC4ではALIYA表記となっているが、性能は同一である。
ちなみにこれが元ネタの企業戦士アリャーマン

標準機体解説

レイレナード製ネクストの最も標準的な機体であり、カテゴリー上は中量二脚型の機体。だが、どちらかというと機動性を重視しており、装甲は薄い。ただし、PA整波性能及びKP出力に関しては優秀。
兵装はマシンガン、レーザーブレード(いわゆるドラゴンスレイヤー)、プラズマキャノン。近接戦闘に秀でる。
なお、VIシリーズにもラインナップされているが、こちらはライフルグレネードランチャーを装備したモデルであり、ベルリオーズの愛機“シュープリス”に近い。ただしシュープリスとは異なりフレアを装備しない。

各パーツ解説

頭部

これまでの作品には見られない独特の形状をしており、電光掲示板を思わせる複眼状のセンサーが特徴。
このセンサーの特徴として、システムリカバリーに優れる半面カメラ性能に劣るという点が挙げられる。
すなわち、閃光弾等に対しては強いが長距離戦には向かない。
若干EN消費は多いものの、ランスタンに次ぐPA整波性能とPA減衰抵抗を持つ。

コア

旧作におけるジオ・マトリクスミラージュの軽量級コアの流れをくむ、流線的なフォルムを持つ軽量級コア(fAにおける分類は中量級)。その形状故、重心が前後に偏りやすい。
装甲が薄く消費エネルギーも多いため、若干扱いづらい面がある。ただし例によってPA関連の性能は優秀。コア部分のデザインはF1カーがモチーフになっている。

腕部

中量級腕部の中では比較的軽量で運動性能に優れるが、反面照準精度に劣り、消費エネルギーも多い。
中量級腕部としては最も接近戦向きの腕部で、マシンガンや標準または突撃型ライフルとの相性がいい。
軽量級腕部よりも射撃安定が高いため、特にライフルの射程を活かすことができる。逆に照準精度の低さから、スナイパーライフル等による長距離戦は向かない。
また、テルスほどではないがエネルギー兵器に対する適性もあるため、レーザーブレード等のエネルギー兵器との相性も悪くは無い。
もっとも、腕自体がかなりのエネルギーを消費するため、その点には留意する必要がある。

脚部

中量級脚部だが、装甲が薄く機動性を重視しているため、軽量二脚に近い性能を持つ。消費ENが多いという欠点も共通。過去作品におけるディンゴ2に近いポジション。
fAにおいては機動性重視の中量二脚としてホワイト・グリントの脚部と使い分けが可能。

ジェネレーター

エネルギー出力とKP出力の両方に優れるが、コンデンサー容量が全ジェネレーター中最低(AC4の1.60)。いわゆる金剛系のパーツ。
このため、エネルギー管理が上手くないと常にカツカツの状態で戦うことになり、ロクな機動が出来ない。従って、初心者にはお勧めできない。
fAでは容量不足という欠点がある程度改善されたため、高いEN出力・KP出力を両立してそこそこに動ける優良パーツとも評されていた。
が、レギュレーション1.20においてAC4のレギュ1.60ベースの数値に変更されたため、上記の欠点が再度顕在化し、非常に癖の強いパーツへと返り咲いた。
もっとも、現行のレギュレーション1.40ではコンデンサ容量が増加しているため、多少は扱いやすくなってはいる。ポジション的には旧作で言う所の銀ジェネ

ブースター

各種ブースターそれぞれ共通して最高クラスの通常出力・QB出力を誇るが、それだけEN消費も激しい。
そのため、使いこなすにはある程度の技術が必要となり、また、とり得る戦術も地上戦主体のものとなる。

スタビライザー

角を彷彿とさせる尖った形状のものが多い…が、正直コレに似合うかと言えば話は別(特に頭部)。
だがコア後方下部用に用意された所謂「羽スタビ」は機体の重心を斜め後方にかなり大きく傾けるのでヴェーロノークスタビと並んで引き機やブレ機に人気のスタビである。


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2015-10-22 (木) 21:44:38 (3108d)