工業的に同一型が大量生産される機体のこと。
フィクションでは往々にしてコスト削減のために機能や手間が省略されている(もしくは試作機・実験機が極端に高性能)などの理由付けで、一点物やエース専用機である試作機・実験機に大きく劣る存在として描かれることが多い。
ただし、実際には試作機で発生したトラブルや性能の過不足などを改修した上で生産される機体となるため、フィクションとは逆に現実では量産機の方が総合的に高性能となるのが普通である。
また「量産機」や「量産型」という用語はあまり使われず、「生産型」などと呼ばれる。
加えて、生産時期ごとに同一機種・モデルであっても部分的に異なる個所がある場合があり、それらを区別するために同一機種の中でも複数のサブタイプが存在するケースもある。
AC用語として †
多く見られる安定アセンや流行のアセンを否定的に指す言葉。
主に4シリーズのオンライン対戦開始ごろから用いられ始めたようである。
接頭語として「量産Wライ軽二」などのように用いられることも多い。
これも冷静に考えれば上記と同様、“性能の過不足等を改修した強い機体だから”多く使われるとも言える。