PSACに登場する傭兵組織。
後に連なるナーヴスコンコードグローバルコーテックスレイヴンズアークのルーツといえる存在である。
基本的に各レイヴンに対する干渉は無いが、地下世界のパワーバランスを崩す恐れのある、過剰な力を持つ者や勢力(必ずしもレイヴンとは限らない)に対しては実働部隊としてナインボールが投入される。それでも対応できなかった場合、即ち、『イレギュラーが出現し、ナインボールでは対応できなくなった場合』には、ナインボール・セラフが投入される。

元々は大破壊後の世界の復興(百年計画)に向け、それに関係する企業間対立を仲裁する組織が母体となっており、本来ならば百年計画の完了と同時に解散する予定であった。
しかし、『金さえ払えばどんな内容の依頼でも受ける』というその性質が、もはや企業にとっては必要不可欠な存在となっていたため、その後も存続し続けることとなった。
クロームの勢力が拡大し、他企業の勢力が弱まってくるにつれて本組織は独立性を増していき、企業以外の組織や、十分な資力を持った個人にも門戸を開くことになる。

その実態は巨大なコンピューターであり、初代ACの最終ミッションで主人公によって破壊されたため、組織としての機能を停止した。
そして傭兵組織としての役割は数十年の後、ナーヴス・コンコードへと引き継がれることになる。


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