MTとしてのシュトルヒ

初代ACに登場した、レイヴンズネスト御用達の高機動逆関節MT
名称はドイツ語で『コウノトリ』の意。 武装は連装ビーム砲×2。設定上は三連式爆雷ポッドも機体左右にそれぞれ装備している。

全作品中最初のミッションに登場する最初の敵機という、記念すべきMTでもある。
しかし、このオープニングミッションが曲者で、シュトルヒ2機が逃げ場の無いエリア内を跳梁し、視点移動も覚束無いプレイヤーに対して容赦なく砲撃を浴びせるという過酷なものであった。
初ミッションで上下機動力を持つ敵機が出現することは、この後の作品においても例が無く、文字通り「死ぬだけ」となったプレイヤーが続出した。

ちなみにこのミッション構成自体はPSACシリーズのテストモードとほぼ同一である。(MOA?のみステージの形状が若干異なる)
プレイヤーによっては、もっとも多くお世話になった相手かもしれない。

この他にラストミッション「レイヴンズネスト」等にも出現し、最後の最後までプレイヤーの前に立ちはだかる。

キャラクターとしてのシュトルヒ

公式漫画作品『ARMORED CORE TOWER CITY BLADE』の副主人公。名前の元ネタは第二次大戦期のドイツ空軍の航空機、フィーゼラーFi156シュトルヒと思われる。
愛機は重量2脚型AC“アンバーメイデン”及び“アンバーメイデンVU(ベクター・ユニット)”。
金髪ポニテ娘のレイヴン兼整備士であり、レイヴンズアークにはレイヴンではなく整備士として所属している。

レイヴンとしては傭兵集団フライトネストに籍を置き、橘花とは友人として接している。 しかしその胸中には、自らの右腕と両親を奪ったフライトネスト及びその依頼主であるテキスタンに対する憎悪がある。 右腕は義手となっており、ナイフの刃を握っても支障がない程度の強度とACの操縦や整備に要求される性能は保証されている。
なお、本名はエルザ・ハイドリヒ。ライヘンベルグことアルフレド・ハイドリヒの娘であるが、そこまで踏み込んだストーリーは、尺の都合で展開されていない。


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