ACVDに登場する謎のAC部隊。英語版では“Reaber Squad”。
おそらくACVでいうゾディアックのようなものと思われるが、その正体は不明である。
使用する機体は、黒を基調に血管のような深紅のラインを配した禍々しい色で統一されている。
“死神部隊”の名称は自称ではなく、通り魔的に突如現れて戦場を荒らす様とその圧倒的な強さから自然と呼ばれるようになった通称であるが、リーダーのJが一度だけ自ら「死神」を名乗ったことがある。
「私は死神だから」
CV:中田譲治
死神部隊のリーダーで、発言時の表記も“死神部隊リーダー”となっている。
普段はACなどに搭乗せず、指揮官として部隊を運ぶ輸送機を操縦している。
本編の2年前に傭兵だった頃のマギーを撃破し、彼女を引退に追い遣った張本人。
財団と同様、過去の世界を知っている様な発言をしている。
また、その声と“J”という意味深な名前が、プレイヤーのフロム脳を刺激する。
ラストミッションではイレギュラーとなった主人公を倒すため、N-WGIX/v?を駆って最後の勝負を挑んできた。
「見せてもらう、お前の持つ力」
CV:たなか久美
UNACの部隊の奇襲を受け窮地に立たされた主人公の援軍として現れた、死神部隊の隊員。
2度目の邂逅は敵としてであり、最有力候補者の一人となった主人公に戦いを挑み、そして散った。
搭乗機はスナイパーキャノンやスナイパーライフルなどを装備した、狙撃に特化した重量逆関節。
「俺は手段を選ぶ気はない。これが使命だからな」
CV:木村雅史
タワー防衛戦においてUNACの大部隊に囲まれて絶体絶命となった主人公の前に「よく耐えた!」と激励の言葉と共に現れた。
2度目の邂逅は1番機と同じく敵としてであり、「手段を選ぶ気はない」の発言どおり1対3(通算4機)の必勝の勝負を挑むが、その力の前に僚機諸共撃破され、1番機の後を追った。
搭乗機はキャノンやガトリングガンを装備したタンク。
常に複数のUNAC XXX(後述)を引き連れている。
「恐れるな、死ぬ時間が来ただけだ」
CV:間宮康弘
28人目の候補者を倒すため、輸送機護衛任務中の主人公に戦いを挑むも、返り討ちに遭って死神部隊最初の脱落者となった。
「ここが! この戦場が、私の魂の場所よ!」
財団の誘いを受けて、死神部隊の隊員となったマギーの姿。
先の戦いで欠番となっていた3番機の席に着いている。
ブルー・マグノリアの名のとおり、死神部隊所属機でありながら、機体のフレーム部分は青く塗装されている。
詳細はマギーの項を参照のこと。
死神部隊の運用するUNAC。常にDが引き連れている。
初回(援軍時)と2回目(敵)では機体構成及び機数が異なっている。
あくまで正規隊員のサポート役ということなのか、UNACとしては標準的で単調な動きしかしない。
初回はライフルやバトルライフルを装備した中量二脚が4機。2回目はライフルやパルスガンなどを装備した軽量逆関節が2機登場する。