大まかな区分としてのキャノン †
ACもしくはMTなどの兵器が装備する大型火砲の総称。
ACが腕部に装備するライフルを基準に、それよりも大口径・長砲身・高威力の火器がキャノンとみなされる傾向にある。
もしくはパーツカテゴリーに「キャノン」の表記があれば、それがどんなものであってもキャノンと認識される。
代表的なものはACの背部兵装であるグレネードランチャーで、ACの愛好者は「キャノン」と聞けばまず最初にこれをイメージするほど。
以下にキャノンに該当する代表的な武装を挙げる(アイウエオ順)。
PSACシリーズに登場するキャノン †
PSACシリーズに登場する、2〜4シリーズでいう所のバズーカにあたる武器腕の一カテゴリ。
武器全体で見ても比較的高威力だが、他のシリーズに比べ弾数が多めな為ある程度継戦能力も有する。
多くの地球人を悩ませたであろうレンコンもこれに属する。
ACVに登場するキャノン †
KE系キャノン武器として「キャノン」が登場。
高い攻撃力と衝撃力、ライフル以上の高弾速を併せ持つ反面、リロードやロック時間に難がある。
ただし、リロードはスナイパーライフルと比べると優れており、サブコンピューターと併用してロックを高速化するのが一般的な運用法と言える。
カテゴリとしての「キャノン」と判別しにくいため、ユーザー間では「KEキャノン」「実弾キャノン」などと呼ばれることが多い。
ちなみに発射時には装弾筒が脱落する描写があり、APFSDSが用いられていることがわかる。
現実におけるキャノン †
定義は歴史とともに変化しているが、日本語では主に「カノン砲(加農砲)」と呼ばれ、口径長が30口径を超える(=砲身の長さが弾頭直径の30倍以上)砲のことを指す。
歴史的には、フランス語の“canon(カノーン)”やドイツ語の“kanone(カノーネ)”に由来する語と考えられている。
ちなみに、英語圏では日本語で言う「カノン砲」は“gun”が相当し、“cannon”は日本語で言う『大砲』にあたる点には注意。