ルビコニアン?たちがコーラルを飼料とし飼育している家畜生物。
一部情報ログには「コーラルが不足してミールワームが育たないから、子供達が餓死する」という記述があるため、主食として重要な役割を担っている事が伺える。
一方で、別のログではコーラルの直接摂取を厭わないドーザーから“ろ過して薄まってボンヤリしたプー”と評されている。
ウォッチポイント・アルファの未踏領域内では、養育ポッドから脱走し野生化したミールワームが跋扈している。
この個体はコーラルを過剰摂取したことで異常成長を遂げており、更に攻撃を受けた場合は体内のコーラルが暴発し、自爆する不安定な存在である。
狭い通路の壁や天井に張り付いており、中には地下から這い出て不意打ち的に自爆する個体もいるため、道中には気をつける必要がある。
こういった挙動はNXのAMIDAにも近く、その後継ポジションにあるとも言える。
なお、作中で登場するミールワームはこの異常成長したものに限られるため、ルビコニアンが飼育している個体がどの程度のサイズであるかは不明。
また、ミールワームよりも先にルビコニアンデスワームことアイスワームがプレイヤーにお披露目されていたこともあり、そちらとの対比で“ルビコニアンふつうワーム”とも綽名されている。
(普通のワームとのサイズ感の乖離からは目を瞑るものとするが、過去作の生体兵器に近いサイズではあるので、その意味では普通、とも言える)
余談 †
世間一般的に主要な家畜は専ら牛や豚、鶏などであり、虫の類は所謂ゲテモノ扱いされる傾向にある。
が、古くから日本国内においてもイナゴやハチノコ(スズメバチの幼虫)は食用として供されてきた歴史があり、海外に目を向ければカイコの蛹(絹糸生産時の副産物)やバッタ、カメムシ、アリなど様々な昆虫類を食材とする食文化が存在している。
また、昆虫は種によっては食品残渣などでも育てられ、タンパク質生産効率も従来の家畜に比べて格段に良いため、人口爆発に備えた次世代の家畜として近年注目されている(欺瞞)。