脚部の一カテゴリー。いわゆる『脚』を持たず、戦車やホバークラフトなどのような車両に上半身を載せる形態で、車両型とも呼ばれる。
概して、機動性を犠牲にした代わりに絶大な防御力と積載量を持つ傾向にある。
また唯一キャノンの発射に制限が無いため、大火力を得やすい(いわゆるガチタン)。
回避の苦手な初心者にも扱いやすいため、攻略本などで推奨されることも多い。
一方、特にAC2以降では装甲をあえて捨て、高機動とキャノン運用力に特化した軽量タンクも一角を占めている。

アセンブル時とブースター操作の特徴

PSACシリーズ

それ自体にブースターを内蔵している。したがって、この脚部を装備した場合は自動的にブースターが装備解除される。
ただし、ブーストダッシュはおろかジャンプも不可能であり、さらに内蔵ブースター自体の推力も高くはない。
しかもこのシリーズではまだOBやQBなどがないため、グレネードランチャー発射時の反動や地上でレーザーブレードを使用しての極短距離ダッシュなど、様々な手段を上手く活用するスキルが求められるテクニカルな脚部となっている。

2シリーズ〜Nシリーズ

PSACシリーズと基本的には同様だが、OBやブースター系エクステンションが導入されたこともあり、それ以前と比べれば立ち回りやすくなった。

4シリーズ

メインブースターとバックブースターが解除される。そしてブーストダッシュこそ可能であるが、その構造上二脚逆関節と異なり俯角が狭く、トップアタック時に逆に真下に潜り込まれる危険がある。もっとも、それさえ注意すれば、上空からキャノン系兵装を撃ち下ろす戦法自体はタンクならではの有効な戦い方である。

AC4ではキャノン無制限の独占性こそ失われたが、それでも反動制御に優れているため、他の脚部よりは扱いやすい。加えて、格納のサイズ制限が存在せず、腕武器全種類を格納できる唯一のカテゴリとなっている。
また前後方向の内蔵ブースターが同出力であるため、前進と同じ速度で後退できるのも一つの利点。このブースターはチューン不可能だが、裏を返せば他部位により多くのメモリを割り振れるということでもある。

Vシリーズ

キャノン無制限の独占性が復活し、静止状態での旋回性能(超信地旋回)に上方修正がかかるという特性が加わった。キャノン系武装を通常と同じ視点で使える唯一の脚部でもある。
また、ACVではブースターのEN消費が非常に大きいため、ENの回復速度の速さも他の脚部に対するアドバンテージと言える。具体的には、レーザーキャノンパルスキャノンといった火器を扱いやすい。
加えて、そのサイズの大きさからブーストチャージの当たり判定が大きいため、地上での接近戦に向く脚部とも言える。 ただし、ブーストドライブによる三次元機動を取ることが出来ないため、トップアタックを受けやすいという点には注意が必要。

代表的なアセンブリとしてはやはりガチタン、また超上級者向けであるがスナイパーキャノンを持った「砂タン」があり、特に後者は熟達した乗り手ならオーバード・ウェポンを除けば理論上ACが持てる火器で最高レベルである5点バースト型を両手に装備し、それを全弾叩き込んで如何なる相手も秒殺する離れ技をやってのけたりする事も。
(あくまでスナイパーキャノンはノーロック武器であり、更にタンクに積んだ場合はスコープ視点にならず通常の視点のまま、実際に試せばどれだけ難しいか分かるかもしれない)


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