戦闘領域を離脱すること。「戦線離脱」とも呼ばれ、作戦領域自体は二次元的なものではなく、上空や水中(もしくは水面)など、高度にも設定されている。 大抵の場合、上空への領域離脱はよほどのことがない限りは起こり得ない話であり、もっぱらそれ以外の方向への離脱を注意するべき。言うまでもなく、野外の対戦ステージなどでは絶対にあってはならない負け方である。 また、敵の攻撃の反動などでエリアオーバーする場合は「押し出される」などと言い、水上ステージにおける下方へのエリアオーバーはそのまま、水没と表現されることが多い。 なお、どのシリーズもミッションの目的達成後に僅かな時間だけ自由行動がとれるが、その状態でエリアオーバーをしてもミッション失敗にならない。ただし、Vシリーズだけはミッションは成功だが、機体が大破する為かリザルトでキッチリ修理費を請求される。 それぞれのシリーズにおける特徴 †PSACシリーズ〜LR †領域離脱を離脱すると即ミッション失敗or敗北となる。領域にはイエローゾーンとレッドゾーンが設定されており、イエローゾーンを越えると警告音が鳴るようになっている。 足が水面に触れた瞬間にエリアオーバーになる作品もあり、唐突にACが全て挙動を停止して水没する様は「河童に引きずり込まれる」とも証される。 4シリーズ †仕様変更に伴い、一定時間の領域離脱で作戦失敗となる。同様に、水中へ沈んでも機体が即時挙動停止する訳ではなく、一定深度以上の水没でAPが0になり、撃墜扱いされる。 Vシリーズ †ACVでは、エリアオーバーすると機体が突如として大破、炎上する。ACVDではさらに機体に勢いが付いているとゴロゴロが発生する。 特にVシリーズではレーダー廃止により旧作のようにエリア全体の広さを把握することは難しく、またラインを越えてからNG判定されるまでの距離もかなり短くなったため、背後のエリア限界ラインに気付かず勢いつけて後退、大破することも珍しくない。 また、領域の高度がかなり低く設定されているため、しばしば逆関節や軽量二脚や四脚は高度を取り過ぎて領域離脱を起こし、爆発炎上する。 そのあまりに唐突で理不尽で神出鬼没で無慈悲な爆散に、Vシリーズでの領域離脱は「ぬりかべ」や「天狗」などと呼ばれることさえある。領域の外は、かくも厳しい世界のようだ。 AC6 †本作では作戦領域が不可視の壁によって囲われているため、エリアオーバーそのものは発生しない。 また、高所から奈落へ落ちた際もミッション失敗にはならず、ダメージを負った状態で復帰させられる。 |