米国の大手通信社か、はたまた砲弾の種類、何を思い浮かべるかは人次第であるが、勿論ここではACシリーズ作中におけるAPを解説する。

アーマーポイントと呼ばれるACの耐久値を表す言葉。通常は単に「エーピー」と読まれている。
実質は他のゲームでHP(ヒットポイント)と呼ばれるものと同義である。

頭部コア腕部脚部にそれぞれ個別のAPが設定されており、この値の合計が組みあがったACそのものの耐久力となる。
このAPが0になったとき、その機体は大破となり戦闘不能に陥る。これは(多くの場合そうであっても)必ずしも搭乗者の死を意味するわけではないが、ACLRではAPが0になると機体が完全に爆散し、同時に搭乗者は死亡扱いとなる。

対戦では時間切れになった際、残りAPの数値が多い方が勝利(AP勝ち)となるため、駆け引きの主軸をなす。
このため、機体本来のAP(初期AP)が低い機体は必然的に開幕から攻めを要求され、高い機体は攻守の選択肢が広がる。

初代ACからACLRまでのシリーズでは、自機のAPの上限は9999であった。しかし、数値のインフレが起こったAC4以降では軽量級の機体であっても10000〜20000程度がざらであり、ガチタン重量二脚に至っては5万を超える機体が製作可能になっている。
なお、これを根拠に“ネクストは旧作AC比で数倍の耐久力と火力を持つ”とする主張もあるが、その場合は敵機体のスペックに辻褄が合わなくなる(ONIKOUBEなどの戦車砲の威力が旧作のマシンガン並みになるなど)ため、広く支持されているわけではない。

余談だが、同じくフロム・ソフトウェア作品である『Another Century's Episode』シリーズでも、耐久値の単位にはAPが用いられている。


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Last-modified: 2013-07-10 (水) 03:33:04 (4109d)