ORCA旅団が掲げる計画のひとつ。
当初はアルテリア施設を襲撃していた為、クレイドル体制を覆す革命的な計画と思われていた。
企業連ルートのストーリーではその概要は語られない。が、ORCA側のストーリーを進めると、アルテリア施設をエネルギー源とし、複数のエーレンベルクを起動させる事によりアサルト・セルを消滅させ、パックス達の業を払う事が真意であったこと、そしてそれが“レイレナードの遺志”であったことが判明する。
クローズ・プランの決行は複数のネクストによるアルテリアの同時襲撃により始まり、その勢いに混乱する企業勢を一気に畳み掛けるように計画が進むようになっている。これはかつてのリンクス戦争においてGAグループに対してレイレナードグループが仕掛けた攻撃方法、つまりネクストを使った奇襲から勢いに乗って相手を追い詰めるという作戦とほとんど同じであり、もちろんハイリスクハイリターンな手段である。
スティレットがORCA旅団に対し"後ろ向きだ"と言うこと等、クローズ・プランの進み方を冷静に見た人ならば、彼らの背後にレイレナードがかなり大きく関わっていることも簡単に見抜けるのかもしれない。おまけに掃射砲まで見つかってしまっては、それは確信的であっただろう。
ORCAルートではこの作戦は成就され、クレイドル体制は崩壊するものの、人類の宇宙への進出が可能となる。だが、それすらもまだクローズ・プランの第一段階に過ぎないことが語られており、メルツェルをはじめORCA旅団は、その先までもクローズ・プランで計画してあるらしいことがうかがえる。だからこそ、作戦が決行された後には、メルツェルは自分は不要だと考えたのかもしれない。


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Last-modified: 2023-08-03 (木) 10:31:20 (266d)