その名の通り、衛星軌道上から地上に攻撃を加える兵器。元ネタは漫画AKIRAのSOLと思われる。

各シリーズに登場する衛星砲

初代AC

ジャスティスが該当する。大破壊以前に開発されていた物を、ムラクモ・ミレニアムが修復し、クロームに追い詰められたムラクモの最終兵器として用いられた。

AC3SL

かつて存在したもう一つのレイヤードにおいて、その管理者が管轄する領域(SLの登場人物から見た「サイレントライン」)を防衛するために建造された旧世代兵器。
運用時には照準用ガイドレーザーが地表に照射され、その数秒後に該当するポイントに向けてレーザーキャノンが発射される。発射間隔も短く、5秒程度の間隔で連射してくる。
本体となる衛星内部は異様に広く、そのすべてをマッピングすることが追加報酬の条件となるミッションも存在するが、厄介なガードメカが徘徊している上時間制限もあるためかなり難儀することになる。
OPではサイレントラインを超えて未踏査地区を偵察しようとした航空機を衛星軌道上から観測して撃墜し、サイレントラインの意味をプレイヤーに解り易く伝えてくれる。

威力的にはACでも10発は耐えられ、危害範囲もACの全幅の倍程度だが、戦術レベルで見ればその精度と弾速により、ACを始めとする機動兵器に対しては脅威となる。
照準システムのせいで一方向にダッシュするだけで外れてくれるが、回避運動のためにジグザグに動いたりすると判定の大きさもあり引っかかりやすくなる。

作中においてはI-C003-INと共にサイレントラインへの人類の侵入を拒み続け、サイレントライン付近の基地や工場も攻撃している。ミラージュによる調査(上記のミッション)が行われ一旦は制御下に置かれたが、それを引き金としたAI兵器群の暴走と同時に再び制御を離れ、複数のレイヴンによる共同作戦でエネルギー増幅装置を破壊されて無力化された。

4シリーズ

国家解体戦争以前に企業の宇宙進出と共に衛星軌道上に放置されたアサルト・セルが登場。

これは、一定以上の高度まで侵入して来た存在を無差別に攻撃するものであり、この存在を秘匿するために国家解体戦争とリンクス戦争が引き起こされ、クローズ・プランが実行される要因となった。

ACBNW

対艦・対要塞攻略用レーザー衛星が登場。直径10メートルもの高出力レーザーで、秒速30万キロの速度で地表に到達する。

複数のレイヴン合同による新世代機撃破作戦のための切り札としてファントムIに使用され、目標を撃破こそしたものの予算の都合で一発のみの使用となった。

AC6

惑星封鎖機構の監視衛星にレーザー砲が搭載されており、ルビコン3に近づく移動物体や、ルビコンから一定以上の高度を飛行する未確認の物体の狙撃に用いられる。

ミッション「海越え」はこの衛星砲から照射されたガイドレーザーを掻い潜って目的地にたどり着く事が第一の目的となっており、ガイドレーザーに触れた場合は警告音の後レーザー砲撃が行われる。
SLとは違い2〜3発で機体が蒸発しかねないほどの威力を誇るため、警告音の鳴った後はクイックブーストなどによる速やかな回避運動が必要となる。

関連項目


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Last-modified: 2023-09-12 (火) 20:35:45 (451d)