ORCA旅団旅団長で、ORCAランク1のリンクス。Maximilian Thermidor.
ユーザー間では照美や輝美と略されることも多い。
レイレナード04-ALICIAをベースとする逆関節ネクストアンサング”を駆る。
アサルト・セルを一掃し、人類に宇宙への道を切り開く為、メルツェルらと共にORCA旅団を設立、クローズ・プラン遂行の為、突如として企業に戦線を布告する。
「熱っぽい扇動家、諦観者、ロマンチスト」などと評されるように、美辞麗句を紡ぐ流麗な語り口は革命家を思わせる。

その正体は、ラインアーク攻防戦において戦死したかに思われたカラードランク1のリンクス、オッツダルヴァ水没王子)である。

企業連ルートでラスボスとして登場。
また、ハードモードのORCAルート最終ミッションでは突如裏切り、ステイシスを駆るオッツダルヴァとしてウィン・D・ファンションロイ・ザーランドと共に襲い掛かってくる。
虐殺ルートでもオッツダルヴァとして登場するため、fAの全ルートでラスボスとなる唯一のキャラクターとなる。

この裏切りの真意については諸説あり、中にはプロフィールの「複雑な、あるいは分裂した男」から多重人格説を挙げるユーザーもいるが、もし多重人格とするとそれ以前の言動との矛盾が多くなるため、説得力に欠ける。
複数のリンクスが所属し、アームズフォートまで所持していたORCA旅団が戦力を分散させて布陣し、各個撃破により最終的に壊滅したことなどから二重スパイと考えることもできるが、これもまた自身が立てた計画を自身で崩壊させる行動であり、それまでの綿密さを思うと納得感はない。
他にも、一人のリンクスとして戦いたくなった説や、主人公の成長のため説、憎まれ役として振る舞った説など様々。
しかし、戦士として戦いたいなら多数対一では(ゲームの都合もあるが)不自然だし、成長のための場合は既に目的はほぼ達成された上に最高戦力である主人公をこれ以上成長させてどうするのか?という謎、憎まれ役としてならオッツダルヴァとしてではなくテルミドールとして裏切る方が腑に落ちるなど、それぞれの説にそれぞれの穴があり、考えるほどフロム脳コジマ汚染が進む。
企業連ルートでは主人公の活躍のために企業連から梯子を外されてしまったか、あるいはORCAルートでは主人公がアンサラーから生還してしまったために自ら手を下さざるを得なくなったか。

余談だが、『テルミドール(Thermidor)』とは、革命時制定されたフランス革命暦(後にナポレオンにより廃止される)の熱月を意味し、1794年7月27日に起こった『テルミドール9日のクーデター』は有名。
そして、この時失脚して処刑されたのが恐怖政治を行った事で知られるジャコバン派の政治家、マクシミリアン・ロベスピエール(Maximilien Robespierre)である。


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Last-modified: 2023-10-24 (火) 20:51:20 (185d)