GAが開発、生産する陸上移動型の多脚アームズフォート。多数建造されており、他社へも輸出されているため、量産型AFに分類される。
ランドクラブとはオカガニ(陸生の蟹)の意。
GA社純正仕様、インテリオル・ユニオン社改造仕様(GAから購入後の改造)の2つのタイプが存在する。
それぞれ上部の構造が異なり、GA社製は実弾のキャノンタイプ、インテリオル・ユニオン社製は掃討戦用の多連装レーザーキャノンをそれぞれ4基構える。
インテリオル仕様には“GRAN-GRANCHIO(陸のズワイガニ)”の別名が与えられている。
本機のレーザーキャノンの弾幕はネクストといえどとても無傷では接近できないほど凄まじい。どうして自勢力純正のAFにこの火力を分けてやらなかったのか…。
また、オペレーターの発言から、インテリオル仕様は本来のスペックを超える速力が出せるよう改造されている可能性がある。
それとは別に、GA社製の物をアルゼブラが鹵獲したタイプも登場する。同機は特に装備等は変更されていないが、ボディカラーが黒く塗り直されている。
本編中、完全なGA社純正仕様を運用していたのは、スフィアを攻撃したオーメルの部隊だけである。
ソルディオス・オービットのベースとなったが、これに改修されるに至った経緯は不明。
ただし、かつてソルディオスを開発していたアクアビットとGAヨーロッパはトーラスとしてインテリオル傘下にあるため、インテリオル系のランドクラブがベースになったとも考えられる。
量産型ということもあり登場回数が多く、最も普及しているAFといえる。
ただ、新型である拠点型AFギガベースへの更新が始まっているのか、それとも数が十分に満たされているためか、本編の時期では生産はストップしているらしい。
意外にも本編では製造元であるGAグループ及びその傘下企業が運用する事は一度もない。上記の通りに生産停止に伴い、レンタル用となっているのかもしれない。
その巨体と死角有りまくりの構造のため盾として使えるが、撃破と共に遮蔽としての効果が無くなり敵弾がすり抜けるようになる。つまり、プレイヤーにとってはただの障害物と成り果てる。