SLに導入されたシステム。
AC本体のAPとは別に、装備する武器パーツにも耐久値が設定されており、一定のダメージを受けることによって武器が破壊されるというもの。
一定のダメージを受けた武器は火花が散り始め、最終的には大破四散してしまう。(ミッションでは修理費も増大する)
その性質上、武器腕とインサイドは破壊されない。
武器の耐久値は隠しパラメータであり、同時に武器に対する破壊力もACに対する攻撃力とは別に設定されている。
また、攻撃を受けた角度によって損傷を負う武器も変わる。
(右前方から被弾すると右腕武器、左後方から被弾すると左肩武器、といった具合)
フロムとしてはこのシステムを利用することで、武器腕の価値向上や対戦における新たな駆け引きを見出だしたかったようである。
しかし、対戦においては、主力火器を破壊された時点でその対戦の決着は着いたようなものであり、また一部に極端に武器破壊力の高い武装(速射砂など)が存在する、エクステンションの実盾を装備していると、それが破壊されるまではどの角度から被弾しても他の武器が一切破壊されない、などの仕様から、極端にアセンブル及び戦術が限られるとして、公式大会ですらオミットされるほど評判は芳しくなかった。
対戦においてはON/OFFが可能であるため、標準仕様化されているLRの部位破壊と比べると、良く言えばさほど問題視されず、悪く言えば印象に残らないことが多い。