腕部兵装の1カテゴリー。Pulse Rifle.
小型のエネルギー兵器で、リング状のエネルギー弾を発射するのが特徴。
連射性能に優れ、軽量である反面一撃の威力に劣る。大火力が売りであるプラズマライフルとは対極に位置する兵器と言える。
また背部兵装用はパルスキャノンと呼ばれ、火力が大幅に増強されるものの、エネルギー消費が難点となっている機種が多い。

シリーズ初期から登場しており、概して対AC戦よりも主にミッション向きの性能傾向。
軽便な兵器特性ゆえか、MTガードメカなどにもよく装備されている。
プレイヤーによっては、自分で使用するよりも敵から撃たれた印象の方が多いかもしれない。

パルスが果たして何のパルスなのか、リング状の正体が一体何なのか、ライフルとあるがライフリングが関係しているのかなど、初代より多くのフロム脳患者を悩ませている武器でもある。
(なおツイッターにて、当時の制作に関わった元スタッフからは以下のようなコメントが発せられている)

「『アーマードコア』でエネルギー系銃が『パルスライフル』の呼称なのは『エイリアン2』のM41パルスライフルのオマージュ。なので「何のパルスなのか?」「旋条銃身でないのにライフル?」とかの議論やツッコミは全部無意味。あれはギャグです。」

PSACシリーズ

軽量さとそこそこの火力性能、余裕のある総火力を併せ持ち、特にミッション攻略に高い適性を発揮する。
オプショナルパーツで強化すればマシンガン並の連射力を発揮することも可能で、雑魚敵ならば軽く蹴散らせる性能がある。
加えて何故かスナイパーライフル並みの射程まであり、遠距離型FCSと組み合わせれば修理費・弾薬費ともに一切掛けずにミッションクリアすることも不可能ではない。

対人戦では緑ライフル赤サブHG1などと比べざるを得ず、流石に厳しいが、シングルプレイならば大半のミッションはこれだけでもクリア可能なほど。

2シリーズ

射程はライフルと同程度に修正され、連射性能も落ちたが、軽量で扱いやすい点は同様。
2シリーズではEマシの性能がアレな一方、こちらは相変わらずミッションからアリーナまで活躍する。
AC2AAではぴぴこを手に入れるまでの繋ぎとしても良く、扱い次第では対人戦にも持ち込める。

3シリーズ

性能は概ね2シリーズと同様。レーザーライフルが積載量の関係で装備できない場合などに重宝する。
SLではデュアルパルスライフルが登場。瞬間火力は魅力であるが、消費エネルギーや総火力などに難が強く、徒花として消えた。

特にポータブルシリーズで高まった装甲特化志向に対抗するため、軽量なEN武器としてパルスライフルが装備されることもある。
機動力を落とさずに強力なEN属性攻撃が可能で、ツボにハマれば重量級のAPも大きく奪えるが、有効射程やエネルギー管理に大きな難があり、扱いは非常に難しい。

Nシリーズ

格納兵装がシステムとして採用されたためか、総弾数が従来の半分〜1/3程度に修正。
ハンドガンに近い補助武器としての扱いとなり、単品での使用には向かなくなった。

NBで登場した「WH11PU-PERYTON」は瞬間火力が非常に高く、リボルバーと並んで終盤に格納からラッシュをかける戦法で重宝された。

4シリーズ

パルスガンに名称が変更。詳細は同項目を参照されたし。

ACV

4シリーズと同様、パルスガンの名称で登場。詳細は項目参照。
また、新カテゴリパルスマシンガンも登場したが、こちらはどちらかと言えばEマシに近い性能特性になっている。


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