AC6作中に登場する組織。BALAM INDUSTRY.
AC6における新物質コーラルを求めてルビコン3の外から惑星内に進駐した星外企業の一つ。
同じく星外企業であるアーキバス?とは敵対関係にある。また、惑星封鎖機構及びコーラルを生きていく上で必要不可欠な物質として神聖視する現地住民ルビコニアン?と、そのルビコニアンが所属する抵抗組織ルビコン解放戦線とは完全に敵対している。
クローム、エムロード、クレスト・インダストリアル、GAの流れを汲み、実弾系兵器群を開発・販売しており、代表的なAC用フレームパーツとして『MELANDER』シリーズを発売している。
大豊核心工業集団?と提携しており、ジェネレーターに関しては完全に依存する形となっており、ベイラム所属ACに関しては一部武装に大豊製パーツが用いられているように、深い協力関係にある。
レッドガンと呼ばれる専属AC部隊を擁しており、これはAC部隊である他にもMTや救護要員など、多くの人材を抱えている。
『物量による制圧』『物量と兵站による圧倒』と定められている同社の方針から、潤沢な戦力を元手に対手を圧殺する、単純だが強烈な戦略を社の基礎戦術としている。
それに応じて、購入可能なパーツ群に関しても手堅くまとまった扱いやすい性能が特長となる。
オーソドックスな二脚型から、姿勢制御と対実弾装甲に優れる四脚型、そして圧倒的な防御性能を誇るタンク型と、基本に忠実なパーツを揃える。
AC6本編以前から、支配域の拡大に腰を入れているらしく、太陽系第五惑星となる木星においても「木星戦争」と呼称される程の大規模戦に戦力を投じており、またこの時点ではファーロン・ダイナミクス?とも競合関係にあった。
それまでのベイラムは近接主兵主義とされる近接戦闘に重きを置いたドクトリンによって動いていたが、木星戦争時にあって苦杯を喫したことで、ミサイル関連性能を確保したハイバランス型FCSをリリースしている。
また、専用に編成した軍警を同社の支配地域で治安維持活動に当たらせるなど、最低限度以上の統治は行なっていた模様。この治安維持部隊が、後のレッドガンとなる。