2シリーズに登場する企業の1つ。EMERAUDE.エムロードとはフランス語でエメラルドの意。
クローム社の系譜に属し、エネルギー企業のセプテムを母体とする。
製品は安価でありながらある程度の性能を確保しており、信頼性が高く扱いやすいパーツが多い。また、武装に関しては実弾に秀でる。

大深度戦争終結後、自社基盤を早急に固めることで地球最大企業の座へと上り詰めたが、他企業に対する牽制を怠った結果ジオ・マトリクスの火星開発を許し、火星市場においては大きく出遅れている。
クローム社の特色であった強気の姿勢は健在で、火星での出遅れを挽回するために水面下での非合法活動を含め、様々な手を打っている。
例えば未開発地域に多数の産業プラントを設立するなど。

AC2本編においては、競合相手のジオ社だけでなく企業活動を統制しようとするLCCとも対立を深め、武装蜂起。
しかし、アーデンリバーのジオ社研究施設襲撃で、フライトナーズに主力部隊をジオ社もろとも撃破されてしまう。更に主力軍事拠点のザムダ軍事基地も制圧され、劣勢に陥る。
その後はエムロード残党勢力がザムダ軍事基地を再奪取。超大型地上兵器「SRBIA」を投入するが、バレーナ社に雇われたプレイヤーに撃破され、エムロードは戦闘能力を喪失。
エムロード火星支社はLCCに降伏し、管理下に入る事に合意。 この一件で、エムロード地球本社も地球政府の指示に従うとの声明を発表せざるを得なくなり、火星の利権戦争では最初に脱落してしまった。
エムロードの経営権は保持されているが、待っているのは地球政府の締め付けによる弱体化であり、「剛腕のエムロード」としては崩壊状態となってしまった。

これによる損害がAAの時代にも尾を引いており、ACパーツの市場シェアをジオ・マトリクス、バレーナ両社に奪われる形となっている。
世界最大企業の座もジオ社に奪われており、火星争乱の結果、エムロードのみ衰退が著しい一人負けの様な立場に。
また、エムロード火星支社は前作の火星争乱でLCCに接収された後は解体されてしまった模様であり、AAの時代では火星支社の再設立を目論んでいる。
このため行き詰まりの感が否めない状況に陥っているが、侮りがたい軍事力を有しつつレイヴンの囲い込みを行って強硬な姿勢を維持し、地球政府とも小規模ではあるが直接戦闘をした危険な存在である。

依頼文音声はAC2は青木建一郎氏、AAは大塚芳忠氏が担当。

ジオ社と同様に様々な産業に進出しており、設定によれば以下の通り。

●宇宙情報カンパニー(ネットワークコンテンツ・衛星・通信事業・航空・宇宙関連グループ)
●金属・エネルギーカンパニー(資源開発プロジェクト・プラント開発事業・プラントプロジェクト)
●機械カンパニー(工業機械開発部門・新技術開発研究所)
●生活資材カンパニー(生活資材部門・化学品部門・ライフライン・ネットワーク)
●金融・不動産・物流カンパニー(金融部門・不動産部門・保険部門・物流部門)

なお、これ以外に第1〜7までの実働部隊が存在する。

また、ACVDLC第2弾のチームエンブレムセット4エンブレムが入手可能。


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Last-modified: 2018-02-09 (金) 19:26:20 (2270d)