『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』の舞台となる地球外惑星。
正式名称は「ISB2262 惑星ルビコン3」。単に「ルビコン」と呼ばれる事もあり、ルビコンの開拓民及び彼らを祖とする土着民を「ルビコニアン?」と呼ぶ。
かつて新資源「コーラル」の発見によって発展したが、周辺星系を巻き込んだ「アイビスの火」と呼ばれる大災害によって荒廃し、惑星封鎖機構によって厳重な監視下に置かれている。
アイビスの火は指向性があり、それを逃れた人々はか細い生を繋ぎ、ルビコンを復興させて来た。
しかし、コーラルが再確認された事で企業や独立傭兵が封鎖機構の目を盗み進駐を始め、星外企業とその反抗勢力との間で紛争状態に突入する。
惑星各地には開拓惑星としての名残が見て取れ、その際たるものが「グリッド」と呼ばれる大規模輸送を目的としたメガストラクチャである。
余談 †
ルビコンとはイタリア北部に流れる川の事。
共和制時代のローマとその属州との境界線となっており、当時軍を率いて川を渡って南下する事はローマに対する反逆と見做されていた。
ローマ内戦でユリウス・カエサルがクーデターを起こし、「賽は投げられた」の檄とともに川を渡った故事は有名。
転じて、「ルビコン川を渡る」という言葉は「後戻りの出来ない重大な決断を行う」という意味を持つ。