ACVに登場する兵器。“偵察型”、または“高機動型”と呼ばれる。
旧作のMTに良く似た兵器だが、作中や資料においてMTと呼称されたことはない。
さらに、北米版においてはサブクエストで“High Mobility AC”と標記され、まさかのアーマード・コア入りを果たした。
有明やヴィクセンに代表される“主人公のACとは規格の異なるAC”ということなのかもしれない。
頭部はローター、脚部はそれ自体が大型ブースターとなっており、これにより空中を自在に飛行する。
偵察型とはいうが、特に偵察任務で用いられた様子もなく、むしろ待ち伏せによる奇襲攻撃が得意。
撃破時は物凄い勢いで転げまわる。
AVES/H以外は火器の下に折りたたみ式のブレードと思わしき装備が存在するが(ACVの時点では)使用している場面は見られない*1。
また、肩にはミサイルも装備しているが、こちらも使用しない。
Aves(アベス、アウェス)とはスペイン語またはラテン語で鳥類の意。
AS-12 AVES †
TE属性のENマシンガンを備える標準型。
最も多く現れるうえ、最も脅威度の高い強敵。
ビルなどの物陰に潜み、頃合いを見計らって突撃、速射性の高いENマシンガンでこちらを蒸気に変えてくれる。
こいつのお陰で、リコンとスキャンモードの重要性をその身を以て知ることになる。
また、下のAVES/H、AVES/Lと比べて、ハイブーストらしき動きをする頻度が高い。
AS-12H AVES/H †
KE属性のキャノン搭載型。
胴体の左右に装甲が追加されているのが特徴。
しかし、脅威度は標準型の足元にも及ばない。
スキャン時に表示される防御力は高いが、実際の防御力は数値より低く、容易に撃破できる。
ちなみに、このタイプのみ撃破時に空中でも転がりながら落ちていく。
AS-12L AVES/L †
CE属性のミサイル搭載型。
翼が追加され、ブースターも噴射口が増えており、機動性が若干向上している。
AS-12R AVES/R †
サブクエスト御用達の“レア物”(ロザリィ談)。
『特殊高機動型』と呼ばれ、標準型をさらに高機動にしたタイプだが、某有名RPGのメタルスラ○ムのように、すぐに逃げ出す。
といってもそこらへんをちょこまかと動き回るだけなので、冷静に対処すれば難なく撃墜可能。
レア物とあって撃破報酬も中々に高額。
外見上、『赤いカラーリングの角状突起』が最大の特徴である。それならば機動性が高くても当然か。
レア物故かACVD?には、生産型を含め登場しない。
念のため言っておくが、通常の三倍の速度でACに蹴りを叩き込んできたりはしない。