ACLRに登場する所属不明機。二脚タンク四脚フロート・飛行型の5種が確認されている。
ファンの間では“○○パル”(○○には脚部形状が入ることが多い)という通称で呼ばれることも。
姿見はACに若干似ているが、その姿は余りにも禍々しい。

ストーリーが進行するとインターネサインの自衛用兵器である事が判明する。
破壊される度にその交戦データがインターネサインへとフィードバックされ、改良・再生産されることで天井知らずに進化し続ける恐怖の兵器。
そのためジャック・Oが「いかん! そいつには手を出すな!」と交戦を避けるよう指示している。
本編中ではタンク→四脚→二脚→フロート→飛行型の順に進化し、分岐によってどの形態と戦うかが変化する。
また全てのミッションをクリアすると、さらに強化された青い飛行型パルヴァライザー(青パル)と一対一で戦闘する隠しミッションが出現する。

なおパルヴァライザー(pulverizer)は英語で「粉砕する者」と言う意味である。

なお、ディレクターの武村氏の発言によると、ACNXのラスボスである正体不明のACはこのパルヴァライザーの前身のような存在だったとされている。

登場形態

第一形態・タンク型

最初に登場するパルヴァライザー。都市動力炉キエラの炉心を破壊して脱出した主人公の前に現れる。
ホバータンク式の脚部と両肩に大型のレーザーキャノンを装備。
何気にイベントや戦闘なども含めてこのミッションにしか登場しないレアな存在。

第二形態・四脚型

運動力に優れ、小型レーザーを膝に内臓した四脚を装備。肩のレーザーキャノンも健在。
不規則に動き回りながらレーザーキャノンによる波状攻撃を仕掛けてくるので、かなりの難敵。
登場回数はパルヴァライザーの中で最も多く、ジナイーダとの決闘に乱入したりとイベントでも優遇されている。

第三形態・二脚型

肩のレーザーキャノンをオミットし、近接戦と高速機動戦に特化。
それまではぎこちない振り方だった両腕のレーザーブレードを連続で振り回し、光波を発射するようになった。
接近戦特化の代償か遠距離攻撃で使う光波使用時は動けず、隙も多いので総合力そのものは四脚型より低下している。
ルートによっては最終ミッションにも登場し、こちらではさらに強力なブレード光波を移動中に投げつけてくるので遠距離戦にも強くなった。
最終形態を除けば唯一、ラスボスとしても登場するタイプである。

第四形態・フロート型

サークシティ地下の旧世代都市にて登場。二脚でオミットされたレーザーキャノンが装備されたフロート脚部を換装。
他にもオービットキャノンらしき自律支援兵器を使用するが、ACが使うものよりかなり小型で気付かぬ間に死角から攻撃してくる。 二脚型とは逆に遠距離戦に特化し空中を自在に飛び回りながら、ビットと合わせた波状攻撃を仕掛けてくる。
エヴァンジェとの決着がついた直後に襲撃してくるのを満身創痍のはずの彼が自ら相手を引き受け、主人公に後を託してくれる。このシーンでの彼はとてもかっこいい。
インターネサイン破壊のルートではジナイーダとは別行動をする主人公の前に立ちはだかるが、その前にジャック・Oとも戦闘をしているために消耗しており、こちらの攻撃ですぐに倒せてしまうので呆気ない。
万全の状態では戦えず結果としてパルヴァライザーの中では最弱である意味、一番不遇。

第五形態・飛行型

インターネサイン破壊の最終ミッションにてフロート型を撃破直後に登場する最終形態。
ACの姿を捨てた五本のアームを備え、様々な兵器を装備した巨大な機動ユニットを装備。
レーザーキャノンに加えてエネルギーマシンガン、ホーミングレーザー、持続式のレーザー、バリア、拡散レーザーなどロストテクノロジーの塊をこれでもかと満載している。
その圧倒的な戦闘能力の前にジナイーダは成す術もなく返り討ちにされてしまったほど。

全ミッションをクリアすると出現する隠しミッションではマイナーチェンジされてさらに強化された青いパルヴァライザーが登場。
高性能のミサイル迎撃装置を装備し、拡散レーザーがプラズマキャノンに変更された他、ブレードで斬られると機能不全を起こしたりと格段に強化されている。


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Last-modified: 2021-01-17 (日) 15:51:19 (1194d)