ACVに登場する兵器。“支援型”と呼ばれる。
旧作のMTに良く似た兵器だが、作中や資料においてMTと呼称されたことはない。
さらに、北米版においてはサブクエストで“Support AC”と標記され、まさかのアーマード・コア入りを果たした。
有明やヴィクセンに代表される“主人公のACとは規格の異なるAC”ということなのかもしれない。
長大なキャノンを頭上に頂いた二脚タイプの兵器。腕を持たず、格闘戦は一切できない。
遠距離からの狙撃を目的としており、射撃安定用のアンカーを持つ。
接近された場合はキャノンを折りたたんで、固定武装のマシンガンで応戦しつつ後退。距離を離すと再びキャノンを展開し狙撃体勢をとる。
ブースターを備えており、ある程度の滞空が可能。
照準用のレーザーが見えたら(同様の固定砲台もあるが)、こいつから狙われていると思って間違いない。三次元機動で急ぎ射線から退避しよう。
Speer(シュペーア)とはドイツ語で槍の意。
Sz11 SPEER †
レーザーキャノン搭載型。
レーザーポインタの色はオレンジ。
ストーリーミッションの後期から登場する。キャノンの属性が変わったところ以外、下記のSz12と特に変わるところはない。
Sz12 SPEER L †
スナイパーキャノン搭載型。
レーザーポインタの色は赤。
最も登場機会の多いタイプ。ACのそれとは比較にもならないが、それでもスナイパーキャノンの直撃は痛いので、レーザーポインタの軸線に乗らないよう注意して行動したい。
Sz13 SPEER S †
HEATハウザー搭載型。このタイプのみ、クラスターミサイルを備える。
レーザーポインタの色は青。
登場回数も少なく、HEATハウザーの射程も短いため、「青いレーザーを放つミサイル砲台」程度の認識で撃ち沈められる悲しい存在。